アベノマスク訴訟、国は争う姿勢 単価の開示巡り、大阪地裁初弁論

政府が配布した布マスク
政府が新型コロナウイルス対策として全国の世帯に配布した布マスク「アベノマスク」について、各業者に発注した枚数や単価を文書で黒塗りにし開示しないのは不当だとして、神戸学院大の上脇博之教授が国に情報の開示などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、大阪地裁(山地修裁判長)で開かれ、国側は請求棄却を求めた。
訴状などによると、上脇氏は今年4~5月、マスク製造業者との契約に関する文書などの公開を文部科学省や厚生労働省に請求。両省は公開した文書で発注枚数や単価の部分を黒塗りとした。今後の価格交渉に支障を来す恐れや企業の競争上の地位を害する恐れがあることを理由とした。