殴りながら同居男性の兄に何度も電話、悲鳴聞かせ「いま殴ったぞ」「生活費150万円払え」

自宅アパートで同居する男性に十分な食事を与えずに暴行して殺害したとして、滋賀県愛荘町、無職小林久美子容疑者(55)らが逮捕された事件で、小林容疑者が亡くなった岡田達也さん(当時25歳)の親族に電話し、岡田さんを殴って悲鳴を聞かせながら生活費の支払いを求めていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
県警は27日午前、小林容疑者と共犯の少年(19)の2人を殺人容疑で地検に送検した。
小林容疑者は岡田さんの兄から現金を脅し取ろうとしたとして、今年10月に恐喝未遂容疑で逮捕、11月に起訴された。
起訴状によると、小林容疑者は2019年8~10月中旬頃、岡田さんの兄に複数回にわたって電話し、「(岡田さんが)仕事をしていないのに面倒を見ている。150万円を払え」と要求。岡田さんに暴行を加えながら、「今、殴ったぞ。吐いて床が汚れたが、どうしてくれるんや」などと脅したとされる。捜査関係者によると、岡田さんの父親にも送金を求める電話をかけていたという。
このほか、小林容疑者は、18年10月頃から同居していた岡田さんが建設作業員などの仕事で得た給料全てを預かって管理。岡田さんが19年春頃に仕事を辞め、収入が途絶えると、激しい暴力をふるうようになったという。岡田さんは同年10月26日に死亡した。