「乳児、タンスから冷蔵庫に」遺体遺棄容疑逮捕の中国籍の女供述

埼玉県川口市の自宅マンションの冷蔵庫に乳児の遺体を遺棄したとして、中国籍の男女2人が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、女が「子どもの遺体をしばらくタンスに入れていたが、その後に冷蔵庫に移した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。
県警は遺体の状況から、乳児が7月末から8月上旬の間に死亡後、さらに数週間してから冷蔵庫に遺棄されたとみて、経緯を調べている。
逮捕されたのは、いずれも川口市領家、無職の女(27)と、内縁の夫(24)。発表によると、2人は今月26日までに自宅マンションの冷蔵庫内に乳児の遺体を隠し、遺棄した疑い。
捜査関係者によると、女は7月中旬、同市内の病院で、妊婦健診をほとんど受けない「飛び込み出産」の状態で出産。子育ての環境が整っていなかったため、行政の判断もあって乳児は約2週間入院し、7月末に女に引き取られた。県警は、乳児はそれから間もなく死亡したとみている。
今月25日に川口市や児童相談所でつくる要保護児童対策地域協議会で「出産後、児童の安否確認が取れていない家庭がある」との情報が提供された。川口署員が26日に女らが暮らすマンションを訪れたところ、冷蔵庫の中から乳児の遺体を発見した。