ワクチン接種完了、日本到着分の15%止まり ロイター通信「遅い」

ロイター通信は7日、日本国内に到着した新型コロナウイルスワクチンは2800万回分に達したが、接種が完了したのは15%程度の400万回超で、約2400万回分が「(接種を担当する)人手や手配上のボトルネック」によって使われないまま残っており、接種ペースは「遅いままだ」などと批判的に報じた。
「泣きそう」自治体ワクチン担当者、嘆きの投稿
河野太郎行政改革担当相(ワクチン担当)は4月28日の日本テレビの番組で供給量について、「4月末は2800万回まで来ている」と発言していた。現在、日本が輸入・接種しているのは米ファイザー社と独ビオンテック社が開発したワクチンだ。
首相官邸サイトによると、5月6日までのワクチン総接種回数は医療従事者向けが395万4834回、高齢者向けが24万2629回で、合計419万7463回分にとどまっている。
ロイター通信は、日本での接種率は「人口の2・2%で、富裕国としては最もペースが遅いが、政府は7月末までに高齢者3600万人に接種を完了するとの野心的目標を設定している」などと伝えた。この目標実現には1日80万回の接種が必要だとの民間見通しにも触れている。
今後、米モデルナ社や英アストラゼネカ社のワクチンについても承認決定が下される予定で、供給量はさらに増える見通しだとも伝えた。 河野担当相は7日の記者会見で大規模自治体では需要が大きく予約システムが容量オーバーになっていると説明。「自治体担当職員は努力し、コールセンターも頑張っている。できるだけクレームはお控えいただければと思う」と話した。【和田浩明/デジタル報道センター】
河野担当相は7日の記者会見で大規模自治体では需要が大きく予約システムが容量オーバーになっていると説明。「自治体担当職員は努力し、コールセンターも頑張っている。できるだけクレームはお控えいただければと思う」と話した。【和田浩明/デジタル報道センター】