聖火リレー全面中止の福岡 「仕方ない」でも「走りたかった」

新型コロナウイルスの「第4波」が急拡大する中、東京オリンピックの聖火リレーを公道で実施しない自治体が相次いでいる。12日に3度目の緊急事態宣言が出される福岡県は11、12日に予定されていたリレーの全面中止を決定。別会場での代替リレーも行わない完全な中止は都道府県単位では初めてで、ランナーの衝撃は大きい。聖火は13日以降、再び本州に入って北上するが、公道でのリレーを見送る自治体は増える見通しで、向かい風の中のリレーが続く。
政府、4都府県の宣言延長決定 31日まで 愛知、福岡も
福岡県が6日夜に発表した時点では、県内20市町村のうち福岡、久留米など7市町で公道上の聖火リレーを見送り、福岡市の平和台陸上競技場で代替リレーを実施する方針だった。しかし数時間後、政府が福岡県と愛知県も12日から緊急事態宣言の対象に追加すると発表。福岡県は翌7日、一転してリレーを全面中止し、無観客での点火式のみ実施することを決めた。
15歳走者、点火式は「恩返しの気持ちで」
11日のスタートが迫っての中止決定に、ランナーたちは戸惑いを隠せない。 「この状況では仕方ないが、正直に言うと走りたかった。応援してくれていた地元の人たちに見てもらえず悔しい気持ちが大きい」。朝倉市の最終走者を務める予定だった高校1年、藤本真衣さん(15)は残念そうな表情を浮かべた。 小学6年だった2017年7月、福岡、大分両県で死者・行方不明者42人を出した九州北部豪雨で自宅が全壊。一家5人でみなし仮設住宅に移り住んだ。新たな住まいが元の自宅から離れていたため、中学2年からはバス通学。聖火リレーで走るコースはバスのコースと重なっていたため不思議な縁も感じていた。 リレーでは、前回の東京五輪でランナーにシューズを提供した福岡県久留米市の老舗靴メーカー「アサヒシューズ」から贈られた当時のレプリカシューズを履くつもりだった。「当日まで」と下ろさず大事に取っていたが、その機会も失われた。せめて福岡市での点火式に履いていこうと思っている。「リレーはなくなったけれど、豪雨の時に全国から頂いた支援の恩返しの気持ちで臨みたい」 高校生だった57年前、前回の東京五輪で聖火ランナーを務め、今回、築上町で人生2度目のリレーを走るはずだった姫島和生さん(74)も複雑な心境を明かす。「コロナのことを考えれば致し方ないが、感染対策を万全にして実施できなかったかという思いも拭いきれない。人間ですから」 最高の状態で大役を果たそうと体調管理に万全を期してきた。それだけに無念も募るが「リレーの中止がコロナの終息と五輪成功の糧になるならば。点火式では精いっぱいのトーチキスで聖火をつなぎたい」と気持ちを切り替える。感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
「この状況では仕方ないが、正直に言うと走りたかった。応援してくれていた地元の人たちに見てもらえず悔しい気持ちが大きい」。朝倉市の最終走者を務める予定だった高校1年、藤本真衣さん(15)は残念そうな表情を浮かべた。 小学6年だった2017年7月、福岡、大分両県で死者・行方不明者42人を出した九州北部豪雨で自宅が全壊。一家5人でみなし仮設住宅に移り住んだ。新たな住まいが元の自宅から離れていたため、中学2年からはバス通学。聖火リレーで走るコースはバスのコースと重なっていたため不思議な縁も感じていた。 リレーでは、前回の東京五輪でランナーにシューズを提供した福岡県久留米市の老舗靴メーカー「アサヒシューズ」から贈られた当時のレプリカシューズを履くつもりだった。「当日まで」と下ろさず大事に取っていたが、その機会も失われた。せめて福岡市での点火式に履いていこうと思っている。「リレーはなくなったけれど、豪雨の時に全国から頂いた支援の恩返しの気持ちで臨みたい」 高校生だった57年前、前回の東京五輪で聖火ランナーを務め、今回、築上町で人生2度目のリレーを走るはずだった姫島和生さん(74)も複雑な心境を明かす。「コロナのことを考えれば致し方ないが、感染対策を万全にして実施できなかったかという思いも拭いきれない。人間ですから」 最高の状態で大役を果たそうと体調管理に万全を期してきた。それだけに無念も募るが「リレーの中止がコロナの終息と五輪成功の糧になるならば。点火式では精いっぱいのトーチキスで聖火をつなぎたい」と気持ちを切り替える。感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
小学6年だった2017年7月、福岡、大分両県で死者・行方不明者42人を出した九州北部豪雨で自宅が全壊。一家5人でみなし仮設住宅に移り住んだ。新たな住まいが元の自宅から離れていたため、中学2年からはバス通学。聖火リレーで走るコースはバスのコースと重なっていたため不思議な縁も感じていた。 リレーでは、前回の東京五輪でランナーにシューズを提供した福岡県久留米市の老舗靴メーカー「アサヒシューズ」から贈られた当時のレプリカシューズを履くつもりだった。「当日まで」と下ろさず大事に取っていたが、その機会も失われた。せめて福岡市での点火式に履いていこうと思っている。「リレーはなくなったけれど、豪雨の時に全国から頂いた支援の恩返しの気持ちで臨みたい」 高校生だった57年前、前回の東京五輪で聖火ランナーを務め、今回、築上町で人生2度目のリレーを走るはずだった姫島和生さん(74)も複雑な心境を明かす。「コロナのことを考えれば致し方ないが、感染対策を万全にして実施できなかったかという思いも拭いきれない。人間ですから」 最高の状態で大役を果たそうと体調管理に万全を期してきた。それだけに無念も募るが「リレーの中止がコロナの終息と五輪成功の糧になるならば。点火式では精いっぱいのトーチキスで聖火をつなぎたい」と気持ちを切り替える。感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
リレーでは、前回の東京五輪でランナーにシューズを提供した福岡県久留米市の老舗靴メーカー「アサヒシューズ」から贈られた当時のレプリカシューズを履くつもりだった。「当日まで」と下ろさず大事に取っていたが、その機会も失われた。せめて福岡市での点火式に履いていこうと思っている。「リレーはなくなったけれど、豪雨の時に全国から頂いた支援の恩返しの気持ちで臨みたい」 高校生だった57年前、前回の東京五輪で聖火ランナーを務め、今回、築上町で人生2度目のリレーを走るはずだった姫島和生さん(74)も複雑な心境を明かす。「コロナのことを考えれば致し方ないが、感染対策を万全にして実施できなかったかという思いも拭いきれない。人間ですから」 最高の状態で大役を果たそうと体調管理に万全を期してきた。それだけに無念も募るが「リレーの中止がコロナの終息と五輪成功の糧になるならば。点火式では精いっぱいのトーチキスで聖火をつなぎたい」と気持ちを切り替える。感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
高校生だった57年前、前回の東京五輪で聖火ランナーを務め、今回、築上町で人生2度目のリレーを走るはずだった姫島和生さん(74)も複雑な心境を明かす。「コロナのことを考えれば致し方ないが、感染対策を万全にして実施できなかったかという思いも拭いきれない。人間ですから」 最高の状態で大役を果たそうと体調管理に万全を期してきた。それだけに無念も募るが「リレーの中止がコロナの終息と五輪成功の糧になるならば。点火式では精いっぱいのトーチキスで聖火をつなぎたい」と気持ちを切り替える。感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
最高の状態で大役を果たそうと体調管理に万全を期してきた。それだけに無念も募るが「リレーの中止がコロナの終息と五輪成功の糧になるならば。点火式では精いっぱいのトーチキスで聖火をつなぎたい」と気持ちを切り替える。感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
感染拡大に「国は何をしていたのか」 一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
一方、五輪とパラリンピックの延期から1年たっても感染が収まっていない状況に厳しい声も上がる。「残念。この1年、国は何をしていたのかという思いはある」。女性ランナーの一人は歯がゆそうに言った。 聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】
聖火は13、14日の山口県から再び本州に入る。しかし17、18日に通過する広島県は「公道でのリレーは難しくなる」(湯崎英彦知事)、緊急事態宣言が31日まで延長される兵庫県(リレーは23、24日)は井戸敏三知事が公道でのリレー中止を表明した。京都府(25、26日)も西脇隆俊知事が公道での実施は「難しい」としている。【山口桂子】