山口県が全ての高校生にPCR検査 全国初 行事後に随時実施

山口県は11日、県内の高校生や教職員計約4万人を対象に新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を実施すると発表した。県内の高校でクラスター(感染者集団)の発生が相次いでいることを踏まえ、5月末以降に控える運動部や文化部の全国大会県予選や学校の教育活動を安全に運営するためとしている。県内全ての高校での一斉検査は全国初。
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対象は私立を含む県内の高校(中等教育学校や中高一貫の私立中学校の生徒らを含む)と特別支援学校(小・中学部を含む)の計86校の生徒や教職員で、5月中旬~6月上旬に実施予定。5月14日ごろに検査キットを各学校に配布し、19日以降順次回収して民間の検査業者に検体を送る。事業費は約2億円。
一斉検査後も2022年3月までの間、県外との往来を伴う修学旅行や大会などから戻った後や、県内での校外行事や大会の前に随時、検査する方針。村岡嗣政知事は記者会見で「高校生が今しか得られない経験や学びを止めることがないように全力でサポートしていく」と話した。【平塚裕介】