車道に飛び出した女児保護 高校生2人、入学式翌日に人命救助

車道に飛び出した女児を保護したとして、山口県警山陽小野田署は、私立サビエル高(山陽小野田市)1年の畠山千佳さん(15)と梶ひなたさん(16)の女子生徒2人に感謝状を贈呈した。親友だという2人は4月7日に入学式を済ませた直後で、翌8日に人命救助の活躍をした。「これからも、戸惑うことなく、人の役に立てる行動ができるようにしたい」と胸を張った。
国道の真ん中に2歳児 母娘のとっさの行動
2人は4月8日午後3時半ごろ、自転車で下校中、同市中川の市道交差点(信号機、横断歩道なし)で、一旦停車した車両の前に飛び出した女児を発見。「ひかれるかもしれない」と女児を抱えるようにして20メートル離れた駐車場に連れて行き、安全を確保した上で110番。駆けつけた署員に引き渡した。女児にけがはなかった。
同28日にあった感謝状贈呈式で、福田利光署長は「重大な事故につながる可能性もあった。機敏で勇気ある行動に感謝したい」とたたえた。【柳瀬成一郎】