「腹が立つ」「びっくり」 茨城・城里町長らの接種に疑問の声

新型コロナウイルスのワクチンを巡り、茨城県城里町の上遠野(かとうの)修町長(42)らが接種を受けていたことが明らかになった13日、町民からは疑問を呈する声などが相次いだ。この日、町は会見を2回開催、発表内容に食い違いが発生するなど、混乱が起きた。
大規模接種 17日予約開始 ネットとLINE限定
町は同日午前9時に会見を開催。報道陣に経緯を説明したが、「参加できない社があった」として、2時間半後に再度開催した。
町の説明によると、接種を受けた町関係者29人のうち、上遠野町長ら12人は、医療従事者向け接種でキャンセルが発生したことを受け、ワクチンの廃棄を避けるために、上遠野町長らは医療従事者、高岡秀夫教育長(65)は学校の教職員の枠で接種を受けた。これまで公表しなかった理由について、上遠野町長は「医療従事者が接種を受けるのは当たり前」と述べた。
最初の会見で、上遠野町長は「キャンセルが急に12人も出ると思っていなかった」と説明。約10人分のキャンセル待ちリストに、リスト外から副町長や教育長らを急きょ加え、接種したと説明した。
しかし、2度目の会見では、「キャンセルリストは12人分あった」と説明を変更。他の医療従事者に声をかけた上で、上遠野町長らが接種を受けたとした。町は食い違いの理由について「朝早い会見で情報が整理できていなかった」と説明している。
仲田不二雄副町長(65)は毎日新聞の取材に対し「キャンセルリストに入っているのは知らなかった。今考えれば高齢者が優先されるべきだった」とコメント。高岡教育長は「後ろめたさはあったが、こんな騒ぎになると思わなかった」と話した。 町民からはさまざまな声が聞かれた。70代無職男性は「町長は医療従事者なんかじゃなく政治家なのに。接種の順番を町内の放送で流しているのに腹が立つ」と声を荒らげた。また、無職女性(69)は「テレビで見てびっくりした。会見は町民の疑問には答えていないと思う」と話した。 一方で、会社員男性(27)は「町政をあずかる町長が先に打つことについて、そこまで変だとは思わない」と容認。40代の会社員女性は「事前に言ってくれなかったのは残念。副町長や教育長らへの接種は理解できるが、どういった基準だったのかは気になる」と話した。【川島一輝、森永亨】
町民からはさまざまな声が聞かれた。70代無職男性は「町長は医療従事者なんかじゃなく政治家なのに。接種の順番を町内の放送で流しているのに腹が立つ」と声を荒らげた。また、無職女性(69)は「テレビで見てびっくりした。会見は町民の疑問には答えていないと思う」と話した。 一方で、会社員男性(27)は「町政をあずかる町長が先に打つことについて、そこまで変だとは思わない」と容認。40代の会社員女性は「事前に言ってくれなかったのは残念。副町長や教育長らへの接種は理解できるが、どういった基準だったのかは気になる」と話した。【川島一輝、森永亨】
一方で、会社員男性(27)は「町政をあずかる町長が先に打つことについて、そこまで変だとは思わない」と容認。40代の会社員女性は「事前に言ってくれなかったのは残念。副町長や教育長らへの接種は理解できるが、どういった基準だったのかは気になる」と話した。【川島一輝、森永亨】