ラッコが日本で4頭だけに…「水族館の人気者」が日本で“絶滅寸前”

鳥羽水族館の人気者・ラッコのメイ
5月9日、神戸市立須磨海浜水族園で飼育されていたラッコのラッキー(享年22・オス)が老衰で死去した。ラッキーは、現在日本で飼育されているラッコにおける最高齢だった。
須磨海浜水族園はリニューアルオープンに向けた改修中で、ラッキーはともに飼育されていた明日花(22・メス)と一緒に千葉県・鴨川シーワールドに引っ越ししており、その地で最期を迎えた。
水面をぷかぷか浮き、貝殻を抱く愛くるしい姿から「水族館の人気者」となっているラッコ。かつて、日本では1994年のピーク時に122頭が国内で飼育されていた。だが、じつはラッキーの死去を受けて、現在国内で飼育されているのは、3施設で4頭だけになってしまったのだ。
国内のラッコ飼育数の減少について、現在、メイ(17・メス)とキラ(13・メス)の2頭を飼育している鳥羽水族館の飼育研究部次長・石原良浩さんに話を伺った。
「日本国内での飼育数の減少の理由は、ラッコが多く生息するアメリカの国内法で野生の個体の捕獲が禁止されていることによるものです。現状、ラッコの飼育数はアメリカ頼みなんです」(石原さん、以下同) アメリカでもラッコの生息数が減少したことから、捕獲禁止となった背景がある。「アメリカの一部地域では野生の個体数が少しずつ回復してきている、という話もあります。しかし今後、海外からラッコを迎え入れられるかどうかは、何とも申し上げることができません」 日本でも古くからラッコが生息していた。世界的に多いときは30万頭近くいたとされるが、毛皮を目的とした乱獲などで20世紀初頭までに頭数が激減し、“絶滅寸前” となった時期もあった。その後、ロシア領から南下してきた個体が北海道に再定着している。「本来、ラッコは繁殖力が強い動物なんです。それもあってか一時は国内でも多くの施設で飼育されていましたが、その飼育されていたラッコたちから世代が進むにつれて、繁殖力が弱まってしまったようです。 現在、日本国内のラッコは鳥羽水族館のキラとメイ、須磨海浜水族園の明日花、そして福岡県・マリンワールド海の中道のリロ(14・オス)の4頭。ほとんどが高齢ですので、飼育しているラッコ同士の繁殖で増やすのも難しいのが現状です……」 鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
アメリカでもラッコの生息数が減少したことから、捕獲禁止となった背景がある。「アメリカの一部地域では野生の個体数が少しずつ回復してきている、という話もあります。しかし今後、海外からラッコを迎え入れられるかどうかは、何とも申し上げることができません」 日本でも古くからラッコが生息していた。世界的に多いときは30万頭近くいたとされるが、毛皮を目的とした乱獲などで20世紀初頭までに頭数が激減し、“絶滅寸前” となった時期もあった。その後、ロシア領から南下してきた個体が北海道に再定着している。「本来、ラッコは繁殖力が強い動物なんです。それもあってか一時は国内でも多くの施設で飼育されていましたが、その飼育されていたラッコたちから世代が進むにつれて、繁殖力が弱まってしまったようです。 現在、日本国内のラッコは鳥羽水族館のキラとメイ、須磨海浜水族園の明日花、そして福岡県・マリンワールド海の中道のリロ(14・オス)の4頭。ほとんどが高齢ですので、飼育しているラッコ同士の繁殖で増やすのも難しいのが現状です……」 鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
「アメリカの一部地域では野生の個体数が少しずつ回復してきている、という話もあります。しかし今後、海外からラッコを迎え入れられるかどうかは、何とも申し上げることができません」 日本でも古くからラッコが生息していた。世界的に多いときは30万頭近くいたとされるが、毛皮を目的とした乱獲などで20世紀初頭までに頭数が激減し、“絶滅寸前” となった時期もあった。その後、ロシア領から南下してきた個体が北海道に再定着している。「本来、ラッコは繁殖力が強い動物なんです。それもあってか一時は国内でも多くの施設で飼育されていましたが、その飼育されていたラッコたちから世代が進むにつれて、繁殖力が弱まってしまったようです。 現在、日本国内のラッコは鳥羽水族館のキラとメイ、須磨海浜水族園の明日花、そして福岡県・マリンワールド海の中道のリロ(14・オス)の4頭。ほとんどが高齢ですので、飼育しているラッコ同士の繁殖で増やすのも難しいのが現状です……」 鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
日本でも古くからラッコが生息していた。世界的に多いときは30万頭近くいたとされるが、毛皮を目的とした乱獲などで20世紀初頭までに頭数が激減し、“絶滅寸前” となった時期もあった。その後、ロシア領から南下してきた個体が北海道に再定着している。「本来、ラッコは繁殖力が強い動物なんです。それもあってか一時は国内でも多くの施設で飼育されていましたが、その飼育されていたラッコたちから世代が進むにつれて、繁殖力が弱まってしまったようです。 現在、日本国内のラッコは鳥羽水族館のキラとメイ、須磨海浜水族園の明日花、そして福岡県・マリンワールド海の中道のリロ(14・オス)の4頭。ほとんどが高齢ですので、飼育しているラッコ同士の繁殖で増やすのも難しいのが現状です……」 鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
「本来、ラッコは繁殖力が強い動物なんです。それもあってか一時は国内でも多くの施設で飼育されていましたが、その飼育されていたラッコたちから世代が進むにつれて、繁殖力が弱まってしまったようです。 現在、日本国内のラッコは鳥羽水族館のキラとメイ、須磨海浜水族園の明日花、そして福岡県・マリンワールド海の中道のリロ(14・オス)の4頭。ほとんどが高齢ですので、飼育しているラッコ同士の繁殖で増やすのも難しいのが現状です……」 鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
現在、日本国内のラッコは鳥羽水族館のキラとメイ、須磨海浜水族園の明日花、そして福岡県・マリンワールド海の中道のリロ(14・オス)の4頭。ほとんどが高齢ですので、飼育しているラッコ同士の繁殖で増やすのも難しいのが現状です……」 鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
鳥羽水族館では、1984年に日本初のラッコの赤ちゃんが誕生。現在、飼育されているメイも2004年に同館で誕生した。その出産を見届けてきた石原さんも、見守るしかないといった様子で話す。「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
「なんとか、日本の水族館でのラッコ飼育を継続していければと思っています」 希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
希望が訪れる日を待つ――。写真提供・鳥羽水族館
写真提供・鳥羽水族館