大規模接種予約始まる アクセス集中で一時つながりにくく

防衛省が24日から東京都と大阪府で予定している、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種の予約が17日、始まった。インターネットの専用サイトのみで受け付ける。17~23日の予約者は東京23区と大阪市に住む65歳以上の人に限定したうえ、段階的に首都圏、京阪神圏へと対象者を広げる予定で、アクセス殺到に伴うトラブルの回避を目指す。
【接種会場では準備着々】
自衛隊が運営する「大規模接種センター」の予約は防衛省ホームページと無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じた受け付けに限定した。手続きには各自治体から配布される接種券が必要となる。電話予約は受け付けていない。
大規模接種センターの東京会場では東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県、大阪会場では大阪、京都、兵庫の2府1県に住む65歳以上が対象となる。居住地ごとに予約の開始時期をずらし、24日からは東京23区を含む都民と大阪市を含む大阪府民に、31日以降は7都府県全域に拡大する。
防衛省は予約システムの運営を民間企業に委託。各地の自治体でトラブルが相次ぐなか、サーバーの増設や点検を繰り返してきたという。東京会場の予約は17日午前11時ごろから始まった。東京会場の予約を巡っては、開始直後、一時的にアクセスが集中してつながりにくい時間帯もあった。大阪会場の予約は同日午後1時ごろから始まる予定。
1日の接種提供能力は東京会場で最大1万人、大阪会場で最大5000人と見積もる。5月末までは医療スタッフが業務に習熟する期間として、両会場とも半数の接種にとどめる。 接種会場となる東京都千代田区の大手町合同庁舎3号館では17日朝、自衛隊と民間の医療スタッフ計約290人が初めて顔を合わせた。運営の指導や助言を行う福島功二・自衛隊中央病院長が「来てよかったと思っていただけるよう、心のこもった対応を」と激励した。【松浦吉剛、岩崎邦宏】
接種会場となる東京都千代田区の大手町合同庁舎3号館では17日朝、自衛隊と民間の医療スタッフ計約290人が初めて顔を合わせた。運営の指導や助言を行う福島功二・自衛隊中央病院長が「来てよかったと思っていただけるよう、心のこもった対応を」と激励した。【松浦吉剛、岩崎邦宏】