第一生命の89歳元社員を書類送検 1・8億円詐取容疑

第一生命保険(東京)の元営業社員の女(89)が顧客から不正に金を集めたとされる問題で、山口県警は19日、この元社員を詐欺容疑で書類送検し、発表した。
県警は認否を明らかにしていない。
発表によると、元社員は2019年2月下旬ごろ、山口県周南市内で、顧客の70代女性に「私には地位があるから社内に特別枠がある」「会社がお金を運用してくれて、半年で3割の利息が付く」などとうそを言い、3月上旬~4月上旬に現金計1億8千万円をだまし取った疑いがある。
第一生命は昨年6月、元社員の顧客の1人から申し出を受けて社内調査を開始。被害を受けた客は少なくとも21人、被害額は計19億円に上るとして、懲戒解雇処分とし、山口県警に詐欺容疑で刑事告発していた。(前田健汰、垣花昌弘)