青森の病院「不急の診療、一部制限」 病床使用9割 新型コロナ

青森県五所川原市のつがる総合病院は18日、新型コロナウイルスの感染拡大により、感染者に対応可能な病床の使用率が今月上旬以降、約9割で推移していることを明らかにした。同病院はホームページ上で、安定的な医療の提供に支障が生じることが予想され、「不急の診療に関しては一部制限がかかります」とする文面を岩村秀輝院長名で掲載している。
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同病院によると、五所川原保健所管内では5月10日以降に感染者が急増し、病床使用率が一気に約9割に達したという。今後も感染者の増加が想定されることから、一般病棟で勤務する看護師を新型コロナの病床に配置転換して対応する人員を確保し、一般病棟の入院患者の一部をほかの病院に転院させた。
救急外来やかかりつけ医の診療、患者の生命や体の機能に影響がある入院医療についてはこれからも続ける方針という。一方で、今後、手術の件数を減らしたり、医師の判断で一部の治療を延期したりする場合があるとしている。
同病院の成田弘人事務部長は「地域医療とコロナ対応を両立させるために制限をせざるを得なくなった。病院が逼迫(ひっぱく)している状況を知ってもらい、改めて感染予防をしてほしい」と話した。【平家勇大】