543人が「セクハラ感じ不快」 千葉県教委 児童・生徒に調査

千葉県教委は18日、公立校の児童・生徒を対象に2020年度に実施した、セクシュアルハラスメントのアンケート調査結果を発表した。小中高と特別支援学校の児童・生徒47万8666人のうち、543人が「セクハラを感じて不快だった」と回答した。
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項目別では「不必要に身体を触られた」(139人)が中学生で最も多く61人に上った。高校生では26人、小学生は49人、特別支援学校生徒は3人だった。「容姿など身体的特徴を話題にされた」には101人が回答し、小学生では最多だった。「性的な話・冗談」も86人が不快だったと訴えた。
177人が選んだ「その他」の具体的記述には、「『男、女のくせに』と言われる」「性別の項目にチェックを付けることに苦痛を感じる」など、ジェンダー意識の高まりが分かる回答が見られた。
今回の調査では、県立高校元教諭の30代男性が女子生徒の体を繰り返し触っていたことが判明。2月に懲戒免職になっている。県教委によると、その他の児童や生徒からの訴えについても、各校の養護教諭らが担当する「セクハラ相談員」が対応に当たっているという。【石川勝義】