【独自】愛知リコール「九州で署名簿偽造」…事務局長が指示か

愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)容疑で逮捕された署名活動団体の会計担当、渡辺美智代容疑者(54)が逮捕前、「白紙の署名簿を用意し、九州で署名簿を偽造した」と周囲に話していたことが関係者への取材でわかった。
事件を主導したとされる団体事務局長の田中孝博容疑者(59)の指示だったといい、県警が裏付けを進めている。
団体関係者によると、渡辺容疑者は、署名簿の管理も任されていた。今年2月、団体が名古屋市の広告関連会社に署名簿の書き写しを依頼したとみられる発注書の存在が報じられると、田中容疑者から「お前が責任を取れ」と、叱責(しっせき)されたという。渡辺容疑者は「責任を全て押し付けられる」とおびえた様子で周囲に漏らしていた。直後に県警に出頭し、任意の聴取に応じた渡辺容疑者は「田中事務局長が計画を立て、九州で署名簿を偽造したと県警に説明した」と話したという。