樹齢600年「日本一太いマツ」伐採へ 住民感謝の集い

「日本一太い」マツとして親しまれてきた山形県最上町東法田の大アカマツ(推定樹齢600年)が6月にも伐採されることになった。
「枯死」と診断され、倒木などの恐れがあるためだ。大切にしてきた地元の人たちが21日、木に感謝し、作業の安全を祈った。
幹回り8・56メートルで、高さ26メートル。山の中腹の斜面に立つ。1988年度の環境庁(当時)の調査で、アカマツとしては日本一、マツでは香川県志度町(現さぬき市)のクロマツに次ぐ2番目の太さと認められた。93年5月にクロマツが枯死して「日本一」に昇格すると、山形県は同12月に県天然記念物に指定した。
2003年に町が譲り受けるまでは個人が所有し、氏神や神木として守り育てられてきた。18年ごろから葉が赤く変色し、19年8月に樹木医が「枯死」と診断。県は天然記念物の指定を解除した。