管理していた給食費など330万円横領容疑 元所長を逮捕 大阪

大阪府四條畷市学校給食会の会計担当だった2019年、管理していた給食費など約330万円を横領したとして、府警四條畷署は23日、同市砂2、元市立学校給食センター所長、林雅弘容疑者(64)を業務上横領容疑で逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
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逮捕容疑は、19年7月16日~同年11月18日の間、市立小中学校から集めた給食費などを管理する四條畷市学校給食会の口座から、3回にわたって計332万5391円を自身が開設・管理していた法人名義の口座に送金し、横領したとしている。
署によると、林容疑者は14年4月から20年3月末まで給食センター所長を務め、給食会の会計担当も兼ねていた。署は今年1月25日に市から告発を受け、捜査を進めていた。
「不正な処理があった」市長が謝罪
大阪府四條畷市立学校給食センターの元所長の逮捕を受けて同市の東修平市長や植田篤司教育長らは23日、市役所で記者会見を開き、謝罪した。
市によると、保護者から集められた学校給食費は食材の購入などに当てられるが、この費用は地方公共団体の会計に組み入れられていない「私会計」という形式を使って処理されている。元所長が伝票処理と振り込みを共にしていたことが不正が発生する原因になったとみている。元所長は2014~19年度にこの会計の業務をしていた。
東市長は「不正な処理があった。保護者の皆さまの信頼を著しく損なうもので誠に申し訳ない。再発防止のために、同様の会計方式で不正がないか調査したい」と述べた。19年度以外の学校給食費についても警察の捜査に協力するという。【郡悠介、田畠広景】