大阪府 緊急事態宣言の再延長要請を決定

大阪府は25日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、政府が発令した緊急事態宣言について、31日までの期限を再延長するよう要請することを決めた。
4月25日の発令から1カ月がたち、新規感染者数は減少傾向に転じているが、重症病床などの逼迫(ひっぱく)が続いていることから今月末での解除は難しいと判断した。3度目の緊急事態宣言をめぐり、府が延長を要請するのは5月6日に続き2回目。
吉村洋文知事はこの日の対策本部会議で、延長要請の理由について「重症者が300人を超える状況で、通常の医療を制限しながら対応している。感染が拡大すれば極めて厳しい状況になるのは明らかだ」と述べた。
府内の1日当たりの新規感染者数は今月1日に最多の1260人を確認してから徐々に減少し、23日には約2カ月ぶりに300人を切った。一時1万5千人を超えた自宅療養者も24日時点で6078人まで減少した。
一方、入院中の重症者は24日時点で318人。うち中等症病床で治療を続ける重症者29人を除くと、確保済みの重症病床348床の使用率は83・0%に上る。