福岡県、緊急事態宣言「解除困難」政府に伝達へ 病床が逼迫

福岡県は25日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について、期限となる31日での解除は難しいとの考えを政府に伝える方針を固めた。新規感染者数は減少傾向に転じているが、病床使用率が80%を超えるなど医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が続いているため。25日午後に服部誠太郎知事が記者会見して表明する。
同県では今月12日に宣言が発出され、同日に過去最多となる634人の感染が確認された。その後も1日の感染者数が500人前後で高止まりしていたが、ここ数日は減少基調が顕著になり、24日は約1カ月ぶりに200人を割った。
一方で、1206床を確保している病床の使用率は上昇が続いており、23日時点では過去最高の82・0%に達している。医療提供体制は予断を許さない状況が続いており、県として宣言の延長が必要と判断した。