国内ワクチン接種、1000万回突破 医療従事者と高齢者向け

政府は26日、新型コロナウイルスワクチンの接種回数が25日、計1003万865回に達したと発表した。内訳は医療従事者690万8628回、65歳以上の高齢者312万2237回。政府は7月末までに高齢者3600万人(2回接種で計7200万回)への接種を終えたい考えだが、26日から「1日103万回」の接種を続けなければ届かない計算だ。
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首相官邸がホームページで、国と自治体による接種の累計回数を公表した。自治体によっては接種日から遅れて、国のワクチン接種記録システム(VRS)に情報を入力するケースがあるため、実際の接種回数はもっと多い可能性もあるという。
公表データをもとに計算すると、26日から7月31日までの67日間に6888万回打たなければ、政府の目標を達成できない。平均すると「1日103万回」ペースの接種が必要で、菅義偉首相が打ち出した「1日100万回」では足りない。25日の接種回数は、医療従事者と高齢者で計40万回にとどまり、接種回数の「上乗せ」が政権の至上命令となる。
加藤勝信官房長官は26日の記者会見で「政府としても一日も早く接種が行われるようワクチンの供給確保、接種能力を最大限発揮できる態勢の構築に、あらゆる手段を駆使して取り組んでいる」と強調した。政府は、都道府県などが運営する大規模接種会場にワクチンや保管用冷凍庫を配送するなど、接種の加速に全力を尽くす方針だ。【堀和彦】