妻殺害翌日に3歳長男が寝言「ママ、ママ」…男「息子から母親奪った重さを痛感」

妻を殺害して遺体を遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われた無職千葉祐介被告(37)(岩手県平泉町平泉)に対する裁判員裁判の第2回公判が25日、盛岡地裁(加藤亮裁判長)で開かれた。
被告人質問で千葉被告は、妻・恵さん(当時36歳)を殺害した動機について「あまりにも妻といる時間が苦しく、夫婦生活の全てに絶望した」などと話した。離婚を切り出さなかった理由については「実家同士の仲が良く、結婚を祝福してくれた人たちに申し訳なかった」とした。
殺害に及んだ2019年5月31日は、恵さんから「あんたのせいで私の人生はめちゃくちゃ」などとまくし立てられ、「妻を殺そうと思った」と振り返った。首を絞めようとしてもみ合いになった際、恵さんから「理由を聞かせて」と問われ、「仮面夫婦だからどうにもならない。ごめん」と告げたと話した。
殺害後、周囲に「妻は家出した」とうそをついたことについては「私が逮捕されれば息子を一人にしてしまう」と繰り返し話した。殺害翌日の夜に長男(当時3歳)が寝言で「ママ、ママ」と言うのを聞き、「息子から母親を奪った重さを痛感した」と述べた。