「マナーを守って」競走馬の牧場見学の注意喚起に注目集まる うまレター運営「ウマ娘の影響が直接の掲載理由ではない」

引退した競走馬が暮らす牧場での見学マナー啓蒙広告がSNSで注目を集めている。拡散のキッカケは、マナーが悪化しているのではないかと心配する声。広告を掲載している馬産地発の競馬専門フリーマガジン「うまレター」を運営するドリームストーリーに経緯などを聞いた。
「大好きな馬たちを思いやり、マナーを守って牧場見学を。」――競走馬のいる牧場を見学する際マナーを守るようを呼び掛ける広告。牧場見学を計画している人に対し、「突然の訪問」は「牧場関係者に多大な迷惑をかけること」、見学者の勝手な行動によって起きた事故などが「重大な責任問題につながるケースがあること」を説明。必ず事前に各牧場の見学条件などを確認し、ルールとマナーを厳守するように呼びかけている。
この広告について、ドリームストーリーは「毎年」掲載していると回答。コロナ禍で見学者自体は増えてはいないが、「ゴールデンウイークと夏休み時期は牧場見学に来られる方が多いため」と説明している。この時期、広告主の「競走馬のふるさと案内所」には、掲載されている牧場から寄せられるマナーが悪い見学者についての声が増えるという。ゲームアプリやアニメでブームとなっている「ウマ娘 プリティーダービー」の影響で「何もしらない人がふらっと来ることが多くなっている」という背景も含めての掲載ではあるが、「ウマ娘の影響が直接の掲載理由ではない」としている。
「うまレター」は、ギャンブルという側面だけではない競馬の魅力を伝えるフリーマガジン。毎月10万部が発行され、全国各地の競馬場や場外馬券場を中心に無料で配布されている。
■「うまレターvol.167 2021年5月号」Web版