大阪・大学生殺害、階下で死亡の48歳を書類送検へ 靴下に血痕

大阪府大東市のマンションで私立大4年の吉岡桃七(ももな)さん(21)が殺害された事件で、大阪府警は28日、真下の部屋で死亡した男性の靴下に吉岡さんの血液が付着していたことを明らかにした。男性は凶器とされる包丁を事前に購入していたことも判明。府警は男性が吉岡さんを襲撃した疑いがあるとして、6月にも殺人容疑などで書類送検する方針。
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男性は会社員の嘉本悟容疑者(48)で、2階の一室で1人暮らしだった。
府警によると、吉岡さんは4月28日早朝、3階の自室で殺害された。直後に真下で火災が発生し、嘉本容疑者が死亡していた。3階のベランダにははしごがかけられており、嘉本容疑者ははしごで自室に戻った後に放火したとみられる。
嘉本容疑者がはいていた靴下には血痕が付いていた。府警がDNA型鑑定した結果、吉岡さんのものと一致。吉岡さん宅に残された包丁やはしごは4月8日、嘉本容疑者がインターネットで購入していたことも分かった。府警は計画的に襲撃したとみているが、吉岡さんとの接点やトラブルは確認されておらず、詳しい動機の解明を進めている。【安元久美子、森口沙織】