岸博幸氏、コロナ禍での倒産は「人災」 給付金支給遅れれば「死にます」

元経産官僚の岸博幸氏が30日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、コロナ禍での倒産の一部を「人災」と表現した。
テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが「倒産件数が少ないのでは」と尋ねると、岸氏は「東京商工リサーチが発表する倒産件数は自主的に廃業したところは入っていない。間違いなく数はもっと多い」と説明。続けて「これは人災だと思ってます」と明言した。
岸氏は、コロナ禍の中での休業要請には理解を示しつつ「休業要請は本来ちゃんとした補償、給付金が払われるのが大事」とした。一方で「給付金の支給がむちゃくちゃ遅いんです。場所によっては1月の給付金がまだ支払われてない。これでお店の運転ができるはずがない」とスピードを問題視した。
元衆院議員でタレントの杉村太蔵が「菅政権では、持続化給付金の声が聞こえてきてない」と疑問を投げかけると「政府が支給する給付金が少なくなっているのは事実です。ただ、政府が出す給付金は迅速に配られてる」と答えた。ただ「お店の休業の方の給付金は自治体が担当していて、都道府県によってはむちゃくちゃ遅い」と重ねた。コロナとの戦いをマラソンに例え「給付金っていうのは水分補給のはずが『水分もあげません』では死にます」と言葉に力を込めた。