ワクチン注射針がごみ回収中に刺さる 接種会場で誤廃棄

北九州市は1日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、使用済みとみられる注射針が回収業者の女性従業員の右足に刺さる事故が起きたと発表した。
女性はふくらはぎから出血し救急搬送された。けがは完治したが、肝炎予防のワクチン接種を受け、今後も経過観察が必要だという。
市によると、事故は5月19日午後2時ごろ、戸畑区の浅生スポーツセンターで起きた。一般廃棄物用の集積場から、女性がポリ袋を運び出す際に痛みを感じ、袋の中から注射針が見つかったという。市によると、看護師が誤って注射器1本を専用ごみ箱ではなく、ガウンや手袋を捨てる医療廃棄物用ごみ箱に捨て、その箱から出したポリ袋を、会場スタッフが誤って一般廃棄物用の集積場に置いたとみられる。
市は、発表が遅れたのは調査に時間がかかったためとしている。事故後、写真で廃棄可能な廃棄物を示すなど再発防止策を講じたという。(城真弓)