インド株、群馬で7件 県「急速に広がる可能性」

群馬県は1日、民間検査機関によるスクリーニング(ふるい分け)検査で、「N501Y」以外の変異株11件を一括で調査したところ、うち7件が感染力がより強いとされる「インド株」と判明したと発表した。
県内のインド株確認件数は累計8件(8人)に増えた。
この7件は5月中旬~下旬の陽性例で、ここ2~3日で一気に感染拡大したものではない。ただ、県は「インド株が急速に広がっている可能性がある」(感染症・がん疾病対策課)と監視体制を強化している。インド株は、感染力が強いとされるN501Yの代表的な変異株である英国株に比べ、感染力が50%も強いとのデータもある。県は濃厚接触者以外にも調査対象を広げるなどしている。
一方、1日の変異株「N501Y」の感染者は28人増え、計612人になった。
また県は同日、新型コロナウイルス感染症で入院していた80代女性が5月30日に死亡したと発表し、累計の死亡者数が139人に増えたと発表した。
1日、新たに感染が確認されたのは17人に上り、管轄別は県7人(保健所管轄別=伊勢崎4人、渋川、桐生、館林各1人)、前橋市8人、高崎市2人で、累計は7838人。
クラスター(感染者集団)では、前橋市内の高齢者施設(有料老人ホーム)で新たに利用者2人、職員2人の陽性が確認され、計16人になった。