踏切から大きな音「体が先に動いた」 転倒のバイク救助

神戸市須磨区の踏切内で転倒した原付きバイクの男性を助けたとして、JR西日本は31日、朝日総合開発の社員大野隆一(おおのりゅういち)さん(52)=神戸市須磨区=に感謝状を贈った。
授与式はJR須磨駅であった。
大野さんは5月12日午前8時40分ごろ、出勤前に、自宅の玄関前でメダカの餌やりをしていた。「ガシャン」。大きな音が聞こえたという。
焦げ臭さと車輪が空回りするような音に気づいて自宅の庭から見ると、目の前の踏切内で高齢の男性が倒れていた。近くには原付きバイクもあった。
大野さんは男性に声をかけた後、すぐに非常停止ボタンを押した。その後、JRに連絡し、男性はまもなく同社の社員に保護された。5分ほどのできごとだった。
大野さんは「パニックにはならなかった。体が先に動いた。もらえてうれしい」と笑顔を見せた。(大下美倫)