迷子の4歳に「大丈夫?」 下校中の15歳、交番まで歩調合わせ1時間

大分県警大分南署は31日、自宅を1人で出てしまい、迷子になった4歳の男児を保護したとして、大分工業高専1年の増森涼太さん(15)に感謝状を贈った。
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同署によると、5月10日午後6時半ごろ、下校中の増森さんが歩道を1人で走っていた男児を見つけた。男児の様子がおかしかったことから、「大丈夫?家に帰られる?」と声をかけた。男児は当初、「うん」と答えたが、話を続けるうちに「家がどこか分からない」と言ったため、迷子だと分かった。
その後、スマートフォンで近くの交番を探し、男児の歩くスピードに合わせて1時間近くかけて連れて行った。男児を不安にさせないよう、ずっと会話を続けたという。
増森さんは「事故に遭ったり誘拐されたりしないか心配だった。保護者と連絡がつき、無事に帰ることができて安心した」と笑顔で話した。【辻本知大】