和歌山・有田川町でワクチン990回分廃棄 電源不具合で溶け

和歌山県有田川町は4日、高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン990回分を廃棄したと発表した。同町清水保健センターで保管していたが、電源の不具合で冷凍庫の温度が上がり、ワクチンが溶けてしまったという。
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町によると、センターがある山間部地域で5月に2回、短時間の停電が発生。町は対策として冷凍庫専用の非常用電源を設置し、6月1日から使い始めた。しかし翌2日朝に町職員が冷凍庫を確認したところ、本来マイナス70~75度に保つ温度がプラス11・2度になっていた。電源の回線に不備があり、冷凍庫に十分な電力が供給されていなかった。町は「接種スケジュールに影響はない」としている。【木村綾】