尾身会長の提言に田村厚労相「自主的研究」

■尾身会長「合理的な判断を期待」
東京オリンピック開催に危機感を示している政府分科会の尾身会長。来週にもオリンピックを開催した場合の感染リスクや対策などについて提言を発表する予定だ。
尾身会長は4日も国会で、「医療が逼迫し、多くの人が自宅でテレビを見るどころか、自宅でケアをしなくてはいけないというところにオリンピックをやれば、医療の負荷というか、人々の健康に影響するのは当たり前」と危機感を示した上で、提言には、オリンピック開催のリスクのほか、この時期を乗り越える具体的な目安や戦略を盛り込む考えを示した。
また、「人々の理解をどう得るかをもう少しやっていただきたいのが私の専門家としてのお願いで、それも含めて書きたい」とした上で、「政府はあるいは組織委員会は、当然、合理的な判断をしてくれるというふうに私は期待している」と述べた。
■田村厚労相は「自主的な研究」
尾身会長らによる提言の動きについて、4日朝、田村厚労相は、「その中で参考にさせていただくものがあれば、政府の中でも取り入れることは当然あるんだと思う」とした一方、「いずれにせよ自主的なご研究の成果の発表ということだと思うので、そのような形で受け止めさせていくということになると思う」とした。