強風で停電、ワクチン114回分廃棄…鍵かかった部屋の冷蔵庫は電源切れたまま

北九州市は5日、停電が原因で、新型コロナウイルスワクチン接種会場の冷蔵庫に保管していたワクチン計114回分が使えなくなり、廃棄したと発表した。
市によると、4日午前0時過ぎ、強風で高圧線に樹木が接触し、集団接種会場となる同市八幡西区の香月スポーツセンター周辺が約2分間停電した。警備員は館内の電気復旧を確認したが、冷蔵庫は鍵のかかった部屋にあり電源が切れたことに気付かなかったという。
業者が4日昼頃に確認したところ、すでに常温で約12時間が経過していた。廃棄されたワクチンは米ファイザー製19本で、5日に使う予定だった。接種スケジュールに影響はないという。市では接種予約が取りにくい状態が続いており、「貴重なワクチンを無駄にして申し訳ない」としている。