体調不良を我慢した人も…療養施設スタッフにクラスター、事務室に50人「密」状態

札幌市の新型コロナウイルス感染者の宿泊療養施設で起きた運営スタッフのクラスター(感染集団)を巡り、調査に当たった国立感染症研究所が市に対し、スタッフの事務室が「密」状態だったと指摘していたことがわかった。
感染者の急増を受けたスタッフの増員が背景にあるとみられる。感染の急拡大で、コロナ対応の最前線でも感染リスクが高まっている実態が浮き彫りとなった。

市は5月20日、療養施設として借り上げている「アパホテル&リゾート札幌」で、看護師や市職員ら計10人が感染したと発表した。道内で施設の運用が始まった昨年4月以降、施設内のクラスターは初めて。事態を重く見た感染研が原因調査に入った。
市によると、施設内では、入所者の健康管理を担う看護師や医師の班のほか、市の一般職員らが、入退所の手続きを行う班と弁当の提供などをする班にそれぞれ分かれて業務している。感染は、入所者に接する看護師だけでなく、他の班の担当者にも及んだ。
スタッフは、感染者と接触する可能性のある業務では防護服の着用を徹底していた。また、自宅から通う人も多く、ホテル内で入所者から感染したか、ウイルスが外部から持ち込まれたか、感染研の調査でも感染経路は特定できなかった。

一方、感染したスタッフの中には、体調不良を我慢して勤務を続けていた人もいた。そこで感染研が注目したのが、1階レストランに設けられた事務室だった。 市内3か所の施設の入所者数は319人(5月27日現在)。当時、医療体制が逼迫(ひっぱく)し続け、本来なら入院すべき患者が施設に運ばれるケースが相次いでいた。 スタッフ1人当たりにかかる負担が増えたため、市は4月から徐々にスタッフも増やしてきた。その結果、クラスターが発生した頃には、それまで30人で使っていた事務室に50人ほどが滞在し、個人の業務や班ごとの打ち合わせを行っていた。全員マスクは着用していたが、感染研は「事務室が密になっていたことで、業務中に感染が広がった可能性がある」と指摘した。ワクチン急ぐ 感染研の指摘を受け、市は密を避けるため、一つの班の作業スペースをレストランの外のロビーに移した。スタッフの体温や血中酸素濃度などを専門に確認する責任者を新たに置き、体調変化を迅速に把握できる態勢も整えた。 スタッフへのワクチン接種も急ぐ。厚生労働省は、感染者との接触が多い宿泊療養施設のスタッフも医療従事者向け接種の対象に含まれるとしているが、市内で接種を済ませたスタッフはわずかだという。 市によると、10人が感染したのは、感染力の強い変異ウイルスとみられる。市保健所幹部は「スタッフの入れ替わりも激しく、感染の広まりやすい環境だった」と反省しつつ、「感染するリスクと隣り合わせで、対策への意識が高い人たちですら感染が広がった。市民や事業者にも、これまでのウイルスとは違うという意識で感染対策を考えてほしい」と訴えた。患者次々搬送、宴会場が「野戦病院のよう」 宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。
市内3か所の施設の入所者数は319人(5月27日現在)。当時、医療体制が逼迫(ひっぱく)し続け、本来なら入院すべき患者が施設に運ばれるケースが相次いでいた。 スタッフ1人当たりにかかる負担が増えたため、市は4月から徐々にスタッフも増やしてきた。その結果、クラスターが発生した頃には、それまで30人で使っていた事務室に50人ほどが滞在し、個人の業務や班ごとの打ち合わせを行っていた。全員マスクは着用していたが、感染研は「事務室が密になっていたことで、業務中に感染が広がった可能性がある」と指摘した。ワクチン急ぐ 感染研の指摘を受け、市は密を避けるため、一つの班の作業スペースをレストランの外のロビーに移した。スタッフの体温や血中酸素濃度などを専門に確認する責任者を新たに置き、体調変化を迅速に把握できる態勢も整えた。 スタッフへのワクチン接種も急ぐ。厚生労働省は、感染者との接触が多い宿泊療養施設のスタッフも医療従事者向け接種の対象に含まれるとしているが、市内で接種を済ませたスタッフはわずかだという。 市によると、10人が感染したのは、感染力の強い変異ウイルスとみられる。市保健所幹部は「スタッフの入れ替わりも激しく、感染の広まりやすい環境だった」と反省しつつ、「感染するリスクと隣り合わせで、対策への意識が高い人たちですら感染が広がった。市民や事業者にも、これまでのウイルスとは違うという意識で感染対策を考えてほしい」と訴えた。患者次々搬送、宴会場が「野戦病院のよう」 宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。
スタッフ1人当たりにかかる負担が増えたため、市は4月から徐々にスタッフも増やしてきた。その結果、クラスターが発生した頃には、それまで30人で使っていた事務室に50人ほどが滞在し、個人の業務や班ごとの打ち合わせを行っていた。全員マスクは着用していたが、感染研は「事務室が密になっていたことで、業務中に感染が広がった可能性がある」と指摘した。ワクチン急ぐ 感染研の指摘を受け、市は密を避けるため、一つの班の作業スペースをレストランの外のロビーに移した。スタッフの体温や血中酸素濃度などを専門に確認する責任者を新たに置き、体調変化を迅速に把握できる態勢も整えた。 スタッフへのワクチン接種も急ぐ。厚生労働省は、感染者との接触が多い宿泊療養施設のスタッフも医療従事者向け接種の対象に含まれるとしているが、市内で接種を済ませたスタッフはわずかだという。 市によると、10人が感染したのは、感染力の強い変異ウイルスとみられる。市保健所幹部は「スタッフの入れ替わりも激しく、感染の広まりやすい環境だった」と反省しつつ、「感染するリスクと隣り合わせで、対策への意識が高い人たちですら感染が広がった。市民や事業者にも、これまでのウイルスとは違うという意識で感染対策を考えてほしい」と訴えた。患者次々搬送、宴会場が「野戦病院のよう」 宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。

感染研の指摘を受け、市は密を避けるため、一つの班の作業スペースをレストランの外のロビーに移した。スタッフの体温や血中酸素濃度などを専門に確認する責任者を新たに置き、体調変化を迅速に把握できる態勢も整えた。 スタッフへのワクチン接種も急ぐ。厚生労働省は、感染者との接触が多い宿泊療養施設のスタッフも医療従事者向け接種の対象に含まれるとしているが、市内で接種を済ませたスタッフはわずかだという。 市によると、10人が感染したのは、感染力の強い変異ウイルスとみられる。市保健所幹部は「スタッフの入れ替わりも激しく、感染の広まりやすい環境だった」と反省しつつ、「感染するリスクと隣り合わせで、対策への意識が高い人たちですら感染が広がった。市民や事業者にも、これまでのウイルスとは違うという意識で感染対策を考えてほしい」と訴えた。患者次々搬送、宴会場が「野戦病院のよう」 宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。
スタッフへのワクチン接種も急ぐ。厚生労働省は、感染者との接触が多い宿泊療養施設のスタッフも医療従事者向け接種の対象に含まれるとしているが、市内で接種を済ませたスタッフはわずかだという。 市によると、10人が感染したのは、感染力の強い変異ウイルスとみられる。市保健所幹部は「スタッフの入れ替わりも激しく、感染の広まりやすい環境だった」と反省しつつ、「感染するリスクと隣り合わせで、対策への意識が高い人たちですら感染が広がった。市民や事業者にも、これまでのウイルスとは違うという意識で感染対策を考えてほしい」と訴えた。患者次々搬送、宴会場が「野戦病院のよう」 宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。
市によると、10人が感染したのは、感染力の強い変異ウイルスとみられる。市保健所幹部は「スタッフの入れ替わりも激しく、感染の広まりやすい環境だった」と反省しつつ、「感染するリスクと隣り合わせで、対策への意識が高い人たちですら感染が広がった。市民や事業者にも、これまでのウイルスとは違うという意識で感染対策を考えてほしい」と訴えた。患者次々搬送、宴会場が「野戦病院のよう」 宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。

宿泊療養施設として使われている札幌市の「アパホテル&リゾート札幌」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した5月、ホテルには、本来であれば入院すべき患者が次々と運び込まれ、スタッフらは24時間体制で対応に当たった。患者の横たわるベッドが並んだ宴会場の様子を、市幹部は「野戦病院のようだった」と表現した。 市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。
市によると、こうした患者をホテルで受け入れるようになったのは4月下旬から。感染者が急増し、市内の医療機関のコロナ病床がほぼ埋まった状態に陥ったからだ。多くは客室で安静にしていたが、病状が悪化して点滴や酸素吸入が必要になった患者は、宴会場の臨時ベッドに移された。ナースコールもないため、看護師は患者が手を挙げる度に駆け寄った。臨時ベッドは最大で12床設置された。 入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。
入院予定の患者を一時的に収容する「入院待機ステーション」が5月16日に開設されるなどし、状況は改善しつつある。市宿泊・自宅療養担当部の秋野憲一部長は「今も当時も、スタッフの踏ん張りで何とか持ちこたえているのが実態だ」と語った。