捕獲された「怪鳥」 ゴミ捨て場をあさって1年半以上も野生で耐えた!?

目撃した住人らの間で「怪鳥」と呼ばれていた、南アフリカに生息する絶滅危惧種の鳥「ミナミジサイチョウ」が5日午後2時半ごろ、千葉県白井市内で捕獲された。茨城県内のペットショップから2019年11月に逃げ出した鳥と同一とみられ、同店の関係者の手によって捕まえられた。
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2008年からミナミジサイチョウを1羽飼育している兵庫県の「赤穂海浜公園動物ふれあい村」の緒方卓也村長(62)が、ミナミジサイチョウの生態について詳しく説明した。
発見されたミナミジサイチョウは、1年半以上も野生で耐え、2度の冬を越えた。「大変だったはず。寒さには強いが、食料を単独で探すのは難しく、ゴミ捨て場をあさったりしていたと思います」と思いやった。飼育時から折れていたくちばしについては「上下同じ長さで折れていたからラッキーだった。片方だけ折れていたら食料をつかめないので」と餓死する恐れもあったと指摘した。
赤穂海浜公園動物ふれあい村では、朝食はドッグフード、夕食には鶏の胸肉、ビタミン、カルシウムなどの添加剤を与えている。性格については「よく人を見ています。結構知能は高い」と話し、「報道では、凶暴だとか言われていますが、すごく平和主義で繊細」と明かした。