「他に働く場所がない」「昼間のビジホにすごい呼ばれる」…爆増する“新卒風俗嬢”の複雑すぎる「本音」

お笑い芸人ナインティナインの岡村隆史が「コロナが収束したら、美人さんがお嬢やります」とラジオで発言したのが1年前。当時は大きな批判を浴び、謝罪に追い込まれたが、実際に「お嬢」をやり始めたのはもっとイノセントな少女たちだったようだ。
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コロナ禍が収束せず、何度も緊急事態宣言が出され続ける令和3年の日本で水商売や風俗業界に身を投じているのは、この春に上京し大学や会社などで新生活をはじめた「新卒生」が多いのだという。
その理由として一番大きかったのが「そこしか働く場所がなかった」というもの。まずは5月から都内のキャバクラで働きはじめた石室桜さん(仮名、18歳)に話をきいた。(取材・執筆=素鞠清志郎/清談社)
写真はイメージ iStock.com
「高校の時からコロナで授業が遅れ気味だったけど、逆に受験勉強する時間は出来たので、自分でも思ってなかったレベルの大学に合格することができたんです。それで急いで住む場所も決めて、3月に上京してきました。
漠然としてますけど、私にとっての大学生活は同じような趣味の友達と出会って、一緒に勉強して、サークルに入って、いろいろな所に遊びに行って……というイメージ。家賃や遊ぶお金はオシャレなカフェとかレストランでバイトして稼ごう、と思ってました」 しかし実際に始まった大学生活は、石室さんの想像したものとは大きく違っていた。「でも、いざ大学が始まっても授業はほぼリモート。オンラインでどうやって仲を深めたらいいのかわからず、友達が出来ない。誰かと話すこともないのでどのサークルがいいかもわからず、まだどこにも入ってません。噂にきいていた新歓みたいなものもなく、遊びに行くこともないので、ほとんど家にいるだけという毎日でした」 石室さんの実家はそれほど裕福ではなかったこともあり、学費は親が出してくれるものの、家賃と生活費は自分で稼ぐ約束だった。「それでも家賃は出ていくので、バイトだけはしなきゃと思って探し始めたんですけど、オシャレなカフェも、レストランも、コロナで休業しているせいか、ほとんどバイトを募集していない。やってるところも時短営業なので、働けても1日3~4時間。毎日入っても家賃に足りません。 まさかこんなにすぐ切羽詰まってしまうとは思わなかったですが、仕方ないので求人サイトで『高収入』で検索し、キャバクラで働くことに決めました」やむなく水商売に流れる女子大生は「正直なにも信じられない」 しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
しかし実際に始まった大学生活は、石室さんの想像したものとは大きく違っていた。「でも、いざ大学が始まっても授業はほぼリモート。オンラインでどうやって仲を深めたらいいのかわからず、友達が出来ない。誰かと話すこともないのでどのサークルがいいかもわからず、まだどこにも入ってません。噂にきいていた新歓みたいなものもなく、遊びに行くこともないので、ほとんど家にいるだけという毎日でした」 石室さんの実家はそれほど裕福ではなかったこともあり、学費は親が出してくれるものの、家賃と生活費は自分で稼ぐ約束だった。「それでも家賃は出ていくので、バイトだけはしなきゃと思って探し始めたんですけど、オシャレなカフェも、レストランも、コロナで休業しているせいか、ほとんどバイトを募集していない。やってるところも時短営業なので、働けても1日3~4時間。毎日入っても家賃に足りません。 まさかこんなにすぐ切羽詰まってしまうとは思わなかったですが、仕方ないので求人サイトで『高収入』で検索し、キャバクラで働くことに決めました」やむなく水商売に流れる女子大生は「正直なにも信じられない」 しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「でも、いざ大学が始まっても授業はほぼリモート。オンラインでどうやって仲を深めたらいいのかわからず、友達が出来ない。誰かと話すこともないのでどのサークルがいいかもわからず、まだどこにも入ってません。噂にきいていた新歓みたいなものもなく、遊びに行くこともないので、ほとんど家にいるだけという毎日でした」 石室さんの実家はそれほど裕福ではなかったこともあり、学費は親が出してくれるものの、家賃と生活費は自分で稼ぐ約束だった。「それでも家賃は出ていくので、バイトだけはしなきゃと思って探し始めたんですけど、オシャレなカフェも、レストランも、コロナで休業しているせいか、ほとんどバイトを募集していない。やってるところも時短営業なので、働けても1日3~4時間。毎日入っても家賃に足りません。 まさかこんなにすぐ切羽詰まってしまうとは思わなかったですが、仕方ないので求人サイトで『高収入』で検索し、キャバクラで働くことに決めました」やむなく水商売に流れる女子大生は「正直なにも信じられない」 しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
石室さんの実家はそれほど裕福ではなかったこともあり、学費は親が出してくれるものの、家賃と生活費は自分で稼ぐ約束だった。「それでも家賃は出ていくので、バイトだけはしなきゃと思って探し始めたんですけど、オシャレなカフェも、レストランも、コロナで休業しているせいか、ほとんどバイトを募集していない。やってるところも時短営業なので、働けても1日3~4時間。毎日入っても家賃に足りません。 まさかこんなにすぐ切羽詰まってしまうとは思わなかったですが、仕方ないので求人サイトで『高収入』で検索し、キャバクラで働くことに決めました」やむなく水商売に流れる女子大生は「正直なにも信じられない」 しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「それでも家賃は出ていくので、バイトだけはしなきゃと思って探し始めたんですけど、オシャレなカフェも、レストランも、コロナで休業しているせいか、ほとんどバイトを募集していない。やってるところも時短営業なので、働けても1日3~4時間。毎日入っても家賃に足りません。 まさかこんなにすぐ切羽詰まってしまうとは思わなかったですが、仕方ないので求人サイトで『高収入』で検索し、キャバクラで働くことに決めました」やむなく水商売に流れる女子大生は「正直なにも信じられない」 しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
まさかこんなにすぐ切羽詰まってしまうとは思わなかったですが、仕方ないので求人サイトで『高収入』で検索し、キャバクラで働くことに決めました」やむなく水商売に流れる女子大生は「正直なにも信じられない」 しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
しかし、いざ、夜職を始めようと思っても圧倒的に情報が足りなかったという。「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「どの街で働けばいいのかわからない。友達がいれば『あの街は危ない』とか『あの駅周辺はこういう客層』とか聞けたのかもしれないんですけど……。とにかく家から近いお店に応募して、体験入店してみました。 入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
入ってみて知ったんですけど、キャバクラで働くにしても、ドレスが必要だったり、髪をセットしたりしないといけない。体験入店の時はドレスを貸してもらったんですけど、自分で買わなきゃいけなくなって、その資金を稼ぐためにマッチングサイトでパパ活もやってみました。 会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
会った男性に私の境遇を少し話すと『だったらお金を貸してあげる』とか、『もっとワリのいいバイトがあるよ』とか、そういうことを言っていただけるんですけど、正直なにも信じられなくて。キャバクラで働きはじめても、同じようなことを言ってくるお客さんばかりですね。 お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
お店は換気も悪くて、いわゆる『密』なんですけど、先輩とかお店のボーイさんとかは一度コロナにかかった人が多く、自分たちはもう大丈夫と思ってるのか、コロナ対策もテキトーで心配。いろいろストレスもありますけど、せっかく上京したのに、ほぼ夜の世界しか知らないままというのが病みますね……」 コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
コロナ禍という未曾有の天災のおかげで、社会構造が変化してしまうのは致し方ない。しかし、緊急事態宣言で飲食店ばかりを厳しく制限したおかげで、やむなく水商売に流れる女子大生を生み出してしまったことは、ある意味で人災だと言えるかもしれない。コロナ禍でドカっと女の子が減った店 飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
飲食業界と同様にコロナの影響が大きかったのがエンタテイメント業界だ。「不要不急」とされたライブ、舞台、映画などの中止は、風俗業界の求人にも影響を与えたという。あるメイド系デリヘルの店員はこう話す。「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「ウチの場合はコロナになって、女の子の数がドカっと少なくなっちゃったんです。初期の頃は、単純にコロナが怖くて出勤したくないコが多かったです。不特定多数のお客さんと濃厚接触するんでね。コロナが収まるまで休ませてくださいといって、そのまま来なくなるコもいましたね。でも、いちばん多いのは、そんなに頑張って働く必要が無くなったというパターン。 ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
ウチで働くようなコがお金を稼ぐ目的は、いわゆる『推し』のためなんです。アイドルとか、声優とか、2.5次元ミュージカル俳優とか、そういう推しを追っかけたり、もろもろ課金するために短時間で稼ぐ必要があった。でも、コロナでライブとかイベントがほぼほぼ無くなったので働く必要がなくなって、辞めていっちゃんですよね。 あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
あとウチのコは意外と実家暮らしが多くて、親にはカフェとか飲食店でバイトしてると嘘ついてたコも多かった。でも、その飲食店が休業したり、時短営業しているからアリバイが無くなって、店に出れなくなったというのもありますね」 2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
2020年の春にコロナ禍が始まり、年末まではそんな傾向が続いていたというが、今年に入ってから傾向が変わってきたという。「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「春ぐらいから応募も増えてきたんですけど、18~20歳くらいの、まったくの未経験というコが増えましたね。どういう仕事なのかよくわかってないのか、NGナシでなんでもやりますというタイプが多くて。時間があるのか、毎日出勤してくれたりして、潰れちゃうんじゃないか心配になることもあります」 風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
風俗をはじめた理由と行動が、それまでの女のコとは違ってきているという印象のようだ。デリヘルで働いていたという林美紅さん(仮名、18歳)も、業界構造の変化の波に飲まれてしまった新卒風俗嬢だ。「来週からソープで働こうと思ってます」「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「バンドとか音楽が好きで、地元の高校にいた頃も、お金を貯めていろいろなライブに行ったりしてたんです。それで進路を考えた時に、音楽業界に行きたいと思って、裏方とかイベントスタッフを養成する専門学校に通うことにしたんです。 家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
家族には反対されましたけど、正直、業界に入れば、目当てのバンドに近づけるかなというのもあって。授業料が150万円くらいするんですけど、それもなんとか借りることができました」 エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
エンタメ業界の不況は、そのスタッフを養成する専門学校にも暗い影を落としていたのだった。「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
「私なりに覚悟決めて入学したんですけど、授業がはじまってみたら全く活気がなくて。クラスメイトも名簿には40人くらいいるんですけど、半分くらいは顔も見せない。先生に話をきいても、いまはコロナのせいでイベント業界は苦境でどんどん潰れてるみたいな暗いことしか言わなくて、要するにこの業界に未来はない、と。私も失敗だったなと思って学校を辞めたというか行ってないんです。 でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
でも借りた150万は返さないといけない。それでデリヘルの面接を受けたんです。経験もほとんどなかったですけど、お店の人からも指導も何もなく、とりあえずこの部屋に行ってとしかいわれなくて……。 始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
始めてみたら、ものすごく忙しくて。昼間のビジネスホテルとかすごい呼ばれますね。お客さんは、だいたいテレワークしてたって言うんですけど。 音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
音楽関係も含めて、業界関係者を名乗る客も多くて『個別に会ってくれれば仕事を紹介するよ』みたいな誘われ方も多いですね。その中の人に『結局やってることは同じなんだから、ソープのほうがいいんじゃない?』っていわれて、調べてみたら確かに、と思って。こないだ面接に行って、来週からソープで働こうと思ってます」 いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
いままでも新生活が始まる時期は、新風俗嬢が増える時期でもあった。彼女たちには、それぞれの事情もあるので、一概にその選択を否定するわけにもいかないだろう。しかし、選択の背景にコロナ禍の影響があるのであれば、事態を収束しきれない日本政府に厳しい目が向けられても仕方がないのかもしれない。(清談社)
(清談社)