「こんな裸だった」と言いふらし…私が“女性から女性への性加害”について声を上げる理由

最近、女性から女性への性加害についてツイートをしたところ、多くの人から「あるある」という声を寄せていただいた。
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反応を追っていると、「共感」以外にも「女性同士でもそういう加害があるなんて知らなかった」という反応も多かった。
男性から女性への性的加害については(減ったかどうかはさておき)世間一般で以前よりも比較的認知が進みつつあるように思えるが、男性から男性、女性から男性、女性から女性への性加害などは、まだ広く語られていないし理解されにくいものなのだろう。
問題なのは、例えば私が経験したケースであれば、共通の知人男性に情報を漏らした女性には「性加害をしている」という自覚すらないことで、なんなら「褒めてあげているのに」とか「身体がきれいだということを伝えたかっただけ」程度の認識しか持ち得ていない点だ。
そうした発言から考えるに、たまたま被害者と“同性”であるゆえに知り得ただけにすぎないプライベートな情報を、本人の許可もなく、その場にいなかった人たちに勝手に「教えてやろう」という行為そのものが暴力性を伴うことに、まったく気付いていないように思える。
iStock.com 私の場合、大人になった今でさえ、相手がたとえ同性であっても他者に裸を見られることに抵抗があるのは、更衣室での着替えや修学旅行での風呂、社員旅行の温泉などで受けた被害の積み重ねによるものだ。 20歳前後くらいに、女性の友人が、着替え中で下着姿になっている私の写真を勝手に撮っていたらしく、後日、私の目の前でその写真を共通の知人男性に見せたことがあった。しかも、なんの前触れもなく、突然に。写真を見せられた男性二人は一瞬何が起こったかわからない様子で「えっ」と驚いた顔をしたあと、反応に困り、固まっていた。不審に思った私が「なに?」と聞くと、友人は下着姿の私の写真を、本人に向かって悪びれもなく見せた。「なんでそんなの見せるの」と抗議しても、友人は事の重大さをあまり理解していないようだったし、何よりもすでに下着姿の写真を意図せず異性に見られてしまっていて、画像はその場で消させたものの、何を言おうとそのときはもう手遅れだった。 そしてこの友人の行為は、私だけでなく、共通の知人男性たちへの性的加害でもあると思う。普段コミュニケーションを取る上では絶対に見ることのない関係性の人間の身体を突然見せつけられることはもちろん暴力的であるし、写真を見せることで、本人たちの意図に反して、まるで「性的な加害行為の片棒を担いでしまった」かのように錯覚させ、ばつの悪さを感じさせてしまう可能性も否定できない。 友人の女性にとっては「話のタネ」くらいの感覚だったのかもしれないけれど、この出来事は10年近く経った今でも、私の心に傷となって残っている。対応が後手に回りがちな同性間の性的加害 こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
私の場合、大人になった今でさえ、相手がたとえ同性であっても他者に裸を見られることに抵抗があるのは、更衣室での着替えや修学旅行での風呂、社員旅行の温泉などで受けた被害の積み重ねによるものだ。 20歳前後くらいに、女性の友人が、着替え中で下着姿になっている私の写真を勝手に撮っていたらしく、後日、私の目の前でその写真を共通の知人男性に見せたことがあった。しかも、なんの前触れもなく、突然に。写真を見せられた男性二人は一瞬何が起こったかわからない様子で「えっ」と驚いた顔をしたあと、反応に困り、固まっていた。不審に思った私が「なに?」と聞くと、友人は下着姿の私の写真を、本人に向かって悪びれもなく見せた。「なんでそんなの見せるの」と抗議しても、友人は事の重大さをあまり理解していないようだったし、何よりもすでに下着姿の写真を意図せず異性に見られてしまっていて、画像はその場で消させたものの、何を言おうとそのときはもう手遅れだった。 そしてこの友人の行為は、私だけでなく、共通の知人男性たちへの性的加害でもあると思う。普段コミュニケーションを取る上では絶対に見ることのない関係性の人間の身体を突然見せつけられることはもちろん暴力的であるし、写真を見せることで、本人たちの意図に反して、まるで「性的な加害行為の片棒を担いでしまった」かのように錯覚させ、ばつの悪さを感じさせてしまう可能性も否定できない。 友人の女性にとっては「話のタネ」くらいの感覚だったのかもしれないけれど、この出来事は10年近く経った今でも、私の心に傷となって残っている。対応が後手に回りがちな同性間の性的加害 こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
20歳前後くらいに、女性の友人が、着替え中で下着姿になっている私の写真を勝手に撮っていたらしく、後日、私の目の前でその写真を共通の知人男性に見せたことがあった。しかも、なんの前触れもなく、突然に。写真を見せられた男性二人は一瞬何が起こったかわからない様子で「えっ」と驚いた顔をしたあと、反応に困り、固まっていた。不審に思った私が「なに?」と聞くと、友人は下着姿の私の写真を、本人に向かって悪びれもなく見せた。「なんでそんなの見せるの」と抗議しても、友人は事の重大さをあまり理解していないようだったし、何よりもすでに下着姿の写真を意図せず異性に見られてしまっていて、画像はその場で消させたものの、何を言おうとそのときはもう手遅れだった。 そしてこの友人の行為は、私だけでなく、共通の知人男性たちへの性的加害でもあると思う。普段コミュニケーションを取る上では絶対に見ることのない関係性の人間の身体を突然見せつけられることはもちろん暴力的であるし、写真を見せることで、本人たちの意図に反して、まるで「性的な加害行為の片棒を担いでしまった」かのように錯覚させ、ばつの悪さを感じさせてしまう可能性も否定できない。 友人の女性にとっては「話のタネ」くらいの感覚だったのかもしれないけれど、この出来事は10年近く経った今でも、私の心に傷となって残っている。対応が後手に回りがちな同性間の性的加害 こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
「なんでそんなの見せるの」と抗議しても、友人は事の重大さをあまり理解していないようだったし、何よりもすでに下着姿の写真を意図せず異性に見られてしまっていて、画像はその場で消させたものの、何を言おうとそのときはもう手遅れだった。 そしてこの友人の行為は、私だけでなく、共通の知人男性たちへの性的加害でもあると思う。普段コミュニケーションを取る上では絶対に見ることのない関係性の人間の身体を突然見せつけられることはもちろん暴力的であるし、写真を見せることで、本人たちの意図に反して、まるで「性的な加害行為の片棒を担いでしまった」かのように錯覚させ、ばつの悪さを感じさせてしまう可能性も否定できない。 友人の女性にとっては「話のタネ」くらいの感覚だったのかもしれないけれど、この出来事は10年近く経った今でも、私の心に傷となって残っている。対応が後手に回りがちな同性間の性的加害 こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
そしてこの友人の行為は、私だけでなく、共通の知人男性たちへの性的加害でもあると思う。普段コミュニケーションを取る上では絶対に見ることのない関係性の人間の身体を突然見せつけられることはもちろん暴力的であるし、写真を見せることで、本人たちの意図に反して、まるで「性的な加害行為の片棒を担いでしまった」かのように錯覚させ、ばつの悪さを感じさせてしまう可能性も否定できない。 友人の女性にとっては「話のタネ」くらいの感覚だったのかもしれないけれど、この出来事は10年近く経った今でも、私の心に傷となって残っている。対応が後手に回りがちな同性間の性的加害 こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
友人の女性にとっては「話のタネ」くらいの感覚だったのかもしれないけれど、この出来事は10年近く経った今でも、私の心に傷となって残っている。対応が後手に回りがちな同性間の性的加害 こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
こうした同性間の性的被害は、現時点では異性間のものよりもさらに理解が得られづらいように思える。私のツイートへの反応のなかには「友人を選べばいいだけ」「類は友を呼ぶ、だからほんの一部でしか起きてない話」などといった、被害者にとってセカンドレイプにつながる意見も少なくなかった。 しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
しかし、実際は多くの人が同性からのセクハラや性的加害を経験していて、さらに学校や職場など集団行動が強いられる場面では、こういった加害を避けることはほとんど不可能であるし、そもそも原因を被害者に求めるのは間違っている。 同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
同性間の性的加害について注意深く見ていくと、異性の気をひくためにやっているケースもあれば、単純に「コミュニケーション」の手段として用いられている場合もある。 例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
例えば、バラエティ番組で芸人同士が「○○の性器はどんな大きさ・形状をしているか」といったような話題で盛り上がっているのを見たことはないだろうか。これは日本における陋習だと思うけれど、個人の身体的特徴を公衆の面前で暴露することが「おもしろい」とされている文化、風習はテレビの世界だけでなく、あらゆるコミュニティにおいて、いまだ根強く残っている。 他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
他にも「童貞いじり」や、性的交友関係を暴露するなど、本人が公開していない情報を公にさらされることもれっきとした加害行為だという認識が世間一般に広まらないかぎり、このような被害は減らないのだと思う。修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち…… 筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
筆者である私はこれまで、女性からふざけてキス(同意のない、暴力性のあるものを「キス」と呼びたくないが……)をされたり、わざわざ男性の前で胸や尻を触られたり、下着をめくって無理やり隠れた部分を見られたり、身体的特徴に言及されることが度々あった。 しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
しかしながら、その行為に不快感を覚えても、後味の悪いもやもやの正体がなんなのか、自分の中で言語化できるまでに相当の年月を要した。なぜなら私もまた、同性間のセクハラや性的加害を認識できていなかったためだと思う。 私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
私が同性間の性的加害について真剣に考え始めたのは、比較的最近、とある女性から相談を受けたことがきっかけのひとつとしてある。 女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
女性は学生時代、修学旅行中に女子生徒と集団で大浴場に入ったのち、自分がコンプレックスに感じていた身体的特徴を男子生徒に言いふらされ、陰で卑猥なあだ名をつけられ、嘲笑されていたことを知ったという。 そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
そのショックから学校に行くのが辛くて仕方がなくなり、大人になった今でも、身体を誰かに見られるのが恐ろしくて、人前で服を脱ぐことができない。そのため温泉や銭湯、プールにはもちろん行けず、恋人に対してですら身体を見せられない苦しみを抱えている。今でも、当時のことを夢に見る。そう話す女性は「初めてこのことを人に話せた」と泣いていた。「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
「自分がひどいことをされていた」と認めることは、実は簡単ではないと思っている。自分と同じ被害を受けた人が声を上げていたり、誰かに指摘されてはじめて「ああ、自分がされていたことはこういうことだったのか」と言語化し、気付くことも少なくない。カウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性 私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
私がこの記事を書いているのは、自分の体験が、誰かにとっての気付きになればいいと思ったからだ。性的被害によってトラウマを抱えている場合、心理的ケアやカウンセリングを受けることで、症状が楽になる可能性がある。 男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
男女共同参画局のホームページでは、性犯罪・性暴力被害者が相談することができる全国の「ワンストップ支援センター」が掲載されている。メンタルクリニックや産婦人科、カウンセリングを受けることができる機関と連携しているので、ぜひ活用してほしい。 私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
私自身、今、心療内科で月に一度カウンセリングを受けている。私が通院しているところでは1回あたり2000円で、1時間カウンセリングを受けることができるが、値段は病院によってばらつきがあるため、近くの心療内科・精神科に問い合わせてみると詳しい金額を教えてもらえると思う。 病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
病院以外でも、カウンセリングを受けることができる場所は存在する。例えば心理学系の大学院では、一般向けにカウンセリングルームを開設している場合がある。こちらも大学によって異なるが、心理士の資格を持った教授や院生が治療を行なっていて、私が調べる限り、金額はだいたい4000~5000円くらいが相場だった。 おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
おそらく先述した「ワンストップ支援センター」に相談すれば連携している機関を紹介してもらえると思うが、もしも自分で通院しやすい場所を探す場合は、少しでも参考になれば嬉しい。「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
「同性同士なら許される」行為など、基本的にないのだと思う。そもそも、自分が同性だと思っている相手の性自認が、身体の性別と一致しているかどうかすらわからない。想像力とは、知ることだと思う。知識がなければ、何かに対して想像力をはたらかせることはできない。この記事を通して、性的加害について考え、想像する人が少しでも増えることを願っている。(吉川 ばんび)
(吉川 ばんび)