《静岡・富士宮市》小学女児のスカートの中を狙った盗撮市議「くそマジメ」評と裏の顔

「地元出身じゃないのに地域に根づいて懸命に働き、その政治姿勢が認められて地域に受け入れられた議員さんなんです。特に子育て支援や子どもの教育問題に熱心でした。表の顔が立派な人ほど裏の顔があるんですね。いったい何を血迷ったのか」
【写真】ガッチリ体形で愛されキャラだった
と自宅近所の女性は絶句する。
有権者から政治的評価の高いこの男、静岡県富士宮市の市議会議員・野本貴之容疑者(40)。小学生女児のスカート内を盗み撮りしたとして5月27日、県迷惑行為等防止条例違反(盗撮行為)の疑いで県警捜査1課と富士宮署によって逮捕された。
県警によると、昨年9月下旬ころ、県東部地区で被害女児のスカートの中を携帯電話で撮影して記録した疑いが持たれている。
「別の事件の捜査で押収した証拠品を調べていたところ、本件犯行が判明して逮捕に至ったもの。盗撮の詳細な手口は、捜査中のためお答えできない」(捜査関係者)
地元の記者によると、別の事件とは、より悪質な強制わいせつ。
「まず強制わいせつ事件に関わった可能性が浮上。携帯電話から動かぬ証拠が出てきたため盗撮については認めているようだ。逮捕案件の犯行は動画モードで撮影していたせいか、被害女児と保護者は盗撮されていたことに気づいていなかった」(地元の記者)
強制わいせつ事件の捜査は続いているという。女性が接客する店には誘われても行かず 冒頭の女性が「裏の顔」と評するように、かかる嫌疑は表の顔とギャップがありすぎる。 野本容疑者は、桶狭間の戦いがあったことで知られる愛知県豊明市の出身。国立の静岡大学を卒業後、衆院議員の公設秘書などを経て2011年に富士宮市議に初当選。常に上位当選し、3期目に入ったところだった。「民主党系の市議です。民主党分裂を受けて直近2019年の選挙は国民民主党公認で戦いながら前2回とほぼ変わらぬ票数を獲得するなど有権者の信頼を得ていた。野党共闘には批判的な立場でした」 と市議会関係者。 選挙に強いだけではない。 スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
冒頭の女性が「裏の顔」と評するように、かかる嫌疑は表の顔とギャップがありすぎる。 野本容疑者は、桶狭間の戦いがあったことで知られる愛知県豊明市の出身。国立の静岡大学を卒業後、衆院議員の公設秘書などを経て2011年に富士宮市議に初当選。常に上位当選し、3期目に入ったところだった。「民主党系の市議です。民主党分裂を受けて直近2019年の選挙は国民民主党公認で戦いながら前2回とほぼ変わらぬ票数を獲得するなど有権者の信頼を得ていた。野党共闘には批判的な立場でした」 と市議会関係者。 選挙に強いだけではない。 スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
野本容疑者は、桶狭間の戦いがあったことで知られる愛知県豊明市の出身。国立の静岡大学を卒業後、衆院議員の公設秘書などを経て2011年に富士宮市議に初当選。常に上位当選し、3期目に入ったところだった。「民主党系の市議です。民主党分裂を受けて直近2019年の選挙は国民民主党公認で戦いながら前2回とほぼ変わらぬ票数を獲得するなど有権者の信頼を得ていた。野党共闘には批判的な立場でした」 と市議会関係者。 選挙に強いだけではない。 スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「民主党系の市議です。民主党分裂を受けて直近2019年の選挙は国民民主党公認で戦いながら前2回とほぼ変わらぬ票数を獲得するなど有権者の信頼を得ていた。野党共闘には批判的な立場でした」 と市議会関係者。 選挙に強いだけではない。 スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
と市議会関係者。 選挙に強いだけではない。 スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
選挙に強いだけではない。 スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
スローガンは「子育て世代の挑戦!!」で、地元小学校のPTA会長や富士宮市学校評議員を務めるほか、市内の小・中学生を対象とする無料学習塾の運営にも携わってきた。いわば“子どもの味方”のはずが、裏では子どもを毒牙にかけていたわけだから周囲が受けたショックは大きい。 地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
地元の事情に詳しい男性住民はこう話す。「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「真面目で、腰が低くて、いつも親身に笑顔で住民の話を聞いてくれました。困り事を相談するとすぐ現場に足を運んでくれる。最近では、南海トラフ地震に備えて避難時の水源を確保するため、井戸を掘るのにかかる費用や全国の実例を詳しく調べてくれました。事件は信じられず、携帯電話の扱いを間違えて意図せず撮影してしまったのではないかと考えたほどです」 地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
地域で会合があればほぼ確実に顔を出し、イベントにも積極的に参加した。酒もたばこもギャンブルもやらず、女性が接客する店には誘われても行かなかった。年配の住民らからは「ノモっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「コロナ禍の昨年11月には、地域のつながりを維持するため近場の名所旧跡をめぐるウォーキングイベントに家族で参加してくれました。奥さんも真面目な人で、野本くんの活動をずっとサポートしてきたから逮捕は耐えられないでしょう」(同住民) 1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
1歳年上の妻と小学校に通う男児2人の4人家族。目撃した住民によると、地元の夏祭りにはハッピを着て、B級ご当地グルメの「富士宮やきそば」の出店を家族でまわったり、飛び跳ねる動作の多い盆踊りを汗をかきながら踊っていた。「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「奥さんは専業主婦のため子育てはワンオペ。裏切られた奥さんと子どもがかわいそうだ」(前出・近所の女性) 逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
逮捕後すぐ母子は自宅を離れたといい、訪問しても応答せず人の気配もなかった。“どこか幼稚っぽいところが……” 話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
話を聞いた市民の多くは野本容疑者について「真面目で熱心な市議」と評したが、逮捕を受けて過去の行動をいぶかしむ声も。 選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
選挙活動中の野本容疑者を知る地元の自営業男性が言う。「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「政治家とあって社交的なんだけれども、どこか幼稚っぽいところがあった。関係者が子どもを連れて選挙事務所などに顔を出すと、大人よりも子どものほうに積極的に話しかける。特に女の子に対しては積極的で、慕われるとうれしそうな顔をして違和感があった」 別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
別の政治活動を知る男性は、「人当たりはいいけれども、なんだかジメジメして気持ち悪い雰囲気があるんだよ。逮捕のニュースを聞いたときは“あいつならやりそう”と思った」 と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
と家族に話している。 野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
野本容疑者のわびしい一面を目撃した市内の元支援者はこう話す。「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「野本くんは最近ゴルフを始めたらしく、よく1人で練習場に行っていました。その帰りに量販店に寄って、残り物の弁当を買って食べるそうなんです。まだ夜8時ごろなのに自宅に帰ってもごはんをつくってもらえないのかと、ちょっと気の毒に感じましたね。そんなことが2、3回あった。政治家にとってはゴルフも仕事のうちだろうし、夫婦仲も悪くなかったはずなのに」 自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
自宅周辺では「夫婦仲はよかったと思う」という声が圧倒的だっただけに、意外なエピソードといえる。“どうしても憎めない”の声も なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
なぜ、積み上げてきたものを台無しにしてまで卑劣な犯行に及んだのか。野本容疑者を後継指名した元市議の佐藤長助さん(85)は「まさに青天のへきれき」と口を開く。「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「彼のことは学生時代から知っていて、事件が信じられなくって家内と泣きました。僕は父親のような気持ちでいたから。不器用でのろまっちょなところはあるけれども、不登校やいじめ問題などにも熱心で、ことさら家庭環境に恵まれない子どものことをよく考えていた。彼が市議会で質問に立つときはほぼ傍聴に行き、どんどん成長していく姿に感心していたんです」 選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
選挙活動では毎朝交差点に立ち、信号で止まったときだけでも運転手に声が届くように演説を続けていたという。「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「毎年正月には妻子を連れて挨拶にくるので子どもにはお年玉をあげてきた。一緒にゲートボールをしたときはあんまりうまくなかったな。マイペースというか鈍重で、負けてもヘラヘラしていましたよ。愛されキャラっていうんですかね。イベントのために地域の人と徹夜でそばを打ったり、夏祭りの子ども神輿(みこし)を炎天下で見守り続けたり。 彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
彼のやったことはおぞましいし、許せないこと。紹介した後援者への裏切りです。でも、罪を憎んで人を憎まずというか、彼を憎むことができないんですよ。もうこの地には戻ってこられないでしょうが、“人生はやりなおしがきく”って言ってやりたいです」 と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
と佐藤さん。 市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
市議会事務局によると、逮捕の翌28日に弁護士を介して市議会議長あてに「一身上の都合」として辞職願を提出、受理された。退職金はなく、既に支給済みの5月分の議員報酬40万1000円から日割りした3日分の報酬を返金してもらうという。 遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
遠藤英明議長は、「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
「市議会といたしましても、市民の皆様からの信用と信頼を失墜させた今回の事態を非常に重く受け止めている次第であります。ここで改めて議員一人一人が姿勢を正して、それぞれの立場と職責を再認識し、市議会を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります」 などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
などとするコメントを発表。会派の異なる市議からも「素晴らしい議員だったのに残念」という声が聞かれた。 一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
一方、野本容疑者がPTA会長と学校評議員を務める地元小学校に辞任の有無を尋ねると、「お答えできない」(教頭)との回答だった。ただ、在校生への類似被害は「ないと確認している」(同)という。 昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
昨年7月の市議会一般質問で、野本容疑者は自ら犯罪被害者への支援をテーマに取り上げ、次のように語っている。《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
《犯罪被害者は被害を受けた後の精神的なショックや後遺症など、長く苦しみが続き、悩んでいるケースがございます。(中略)公的な支援が強く求められておりまして……》 そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
そう訴えた約2か月後には女児を盗撮したわけだから、言行不一致も甚だしい。 野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。
野本容疑者の自宅には、市内を駆けずり回った愛車の軽自動車が残されていた。そのリアガラスには【子育て世代の挑戦!!】と記した文字シールが貼られていたのを多くの市民が目撃しているが、なぜかシールは剥がされ文字の跡だけが残っていた。関係者のだれかがあまりに恥ずかしくて剥がしたのだろうか――。