高校生へのワクチン接種方針に抗議相次ぐ 北海道奥尻町

北海道・奥尻島の奥尻町が、島で唯一の高校である奥尻高校の生徒を対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種を決めたことについて、「未成年者へのワクチンは危険だ」などと、接種に反対する抗議の電話が町に相次いでいることが分かった。
同校の生徒は島外出身者が多く、町は夏休み中の島外への帰省などでの感染リスクを考え、希望する生徒を対象に6月末にも接種を始める方針を決めている。
こうした方針が明らかになった後、町役場には「未成年者へのワクチンは副反応の懸念があって危険だ」「強制的に接種するな」などと抗議する電話が相次いだ。役場ではワクチン接種の予約業務にも支障をきたしているという。
町は「あくまでも任意の接種で、生徒たちを守るためのもの。保護者の了解を得ながら進めている」と理解を求めている。(阿部浩明)