堺市、接種ミス連発 使用済み注射を/ワクチン入れずに

堺市は8日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で1人に使用済み注射器を刺すミスが7日あったと発表した。
男性の健康状態に異常はないが、血液検査をしてミスによる感染がないかなどを調べる。同市は6日にも、10人にワクチンが入っていない注射をするミスがあったと発表していた。
市によると、7日のミスは、ダイエー北野田店の会場(東区)で同市中区の60代男性が接種を受けた際、注射器が空だったことに刺した後で医師が気づいた。医師は新品の注射器が混じっていたと思い、男性にもそう説明した上で別の注射器で打ち直したという。
しかし、男性の妻から連絡を受けた市が確認したところ、その日は接種人数と同じ300本しか注射器を使っていないことが判明。男性に誤って刺した注射器は新品ではなく、使用済みだったと判断した。
一方、6日のミスは、市産業振興センターの会場(北区)で、予定した95人への接種を終えた後に、ワクチンの入った注射器が10本余っていることが判明。10人にワクチンが入っていない注射をした可能性があると判断した。95人には抗体検査をし、必要に応じて改めて接種する。
市健康福祉局の河野淳一理事は「安心して接種を受けられるよう精一杯努力していく」と陳謝した。