「築地銀だこ」から1100万円詐取の疑い 元社員ら2人を逮捕

たこ焼きチェーン「築地銀だこ」などを運営する「ホットランド」(東京都中央区)から、新規出店の際に物件を紹介した社外の協力者に支払う企画料をだまし取ったとして、警視庁築地署は10日、元同社社員、小島敏之(60)=京都市山科区音羽草田町=と知人の無職、伊藤智則(45)=新潟県長岡市曙3=の両容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
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逮捕容疑は、小島容疑者が同社社員だった2015年3月中旬~16年7月中旬ごろ、新規出店予定だった7店舗の入る物件を伊藤容疑者が紹介したなどとする虚偽の書類を作成し、同社から企画料名目で計約1100万円を伊藤容疑者の口座に振り込ませたとしている。実際に7店舗の物件情報を見つけてきたのは小島容疑者だった。
ともに容疑を認め、小島容疑者は「自分で使う金が欲しかった」、伊藤容疑者は「小島容疑者から依頼されて協力した」と供述しているという。振込金の約9割は小島容疑者が受け取っていた。
小島容疑者の異動後、不審に思った後任者の指摘で実施した社内調査により不正が発覚。同社は19年9月に小島容疑者を懲戒解雇し、警視庁に相談していた。【安達恒太郎】