病床使用率「ステージ4」は5道県に半減 新規感染者も減少傾向

新型コロナウイルス患者向けの病床使用率が政府の対策分科会で示されたステージ4(爆発的感染拡大)となったのは5道県と、前週の11道府県から半減したことが、厚生労働省が11日に公表したデータで分かった。
全国的に新規感染者数の減少が続いており、医療提供体制の逼迫程度も一時期に比べれば改善傾向にある。
病床使用率がステージ4だった5道県は、北海道、愛知、滋賀、福岡、沖縄。人口10万人当たりの新規感染者数がステージ4相当の25人以上だったのは前週の3道県(北海道、愛知、沖縄)から、沖縄のみになった。人口10万人当たりの療養者数も、ステージ4の30人以上だった自治体は前週の13都道府県から5道府県と、大幅に減った。
10都道府県に出されている緊急事態宣言は、20日で期限を迎える。深刻な感染状況から抜け出せていない沖縄以外では、期限通りに解除される公算が大きくなっている。ただ、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、沖縄の6都府県では、感染経路が不明の人の割合がステージ4相当の50%以上となっており、リバウンド(感染再拡大)への懸念も残る。

全国的に感染者数は減少しており、20日で期限を迎える緊急事態宣言の対象地域のうち、このまま行けば沖縄以外は解除可能だろう。ただ、医療の逼迫はまだ残っており、蔓延防止等重点措置に移行しつつ、徐々に緩和していくことが重要だ。
北海道や愛知では、新規感染者数がステージ3に改善したが、病床使用率や療養者数はまだ高く、注意しなくてはならない。首都圏や大阪などもだいぶ改善してはいるが、感染経路不明の割合が高く、見えないクラスターが発生している。沖縄は、感染者数自体はピークアウトしているようにみえるが、まだ厳しいと言わざるを得ない。現在行われている酒類を提供する飲食店などへの休業要請は、経済的なダメージや国民の忍耐が限界に来ており、解禁していかなくてはいけないかもしれない。その場合、いかに再燃を防ぎながら提供を再開していくかが重要になる。現在は感染の第4波だが、第5波が起きる場合、従来の英国型変異株の「残り火」が燃え上がるパターンと、東京で増えつつあるインド型が蔓延するパターンが考えられる。後者だとやっかいだ。(談)
現在行われている酒類を提供する飲食店などへの休業要請は、経済的なダメージや国民の忍耐が限界に来ており、解禁していかなくてはいけないかもしれない。その場合、いかに再燃を防ぎながら提供を再開していくかが重要になる。現在は感染の第4波だが、第5波が起きる場合、従来の英国型変異株の「残り火」が燃え上がるパターンと、東京で増えつつあるインド型が蔓延するパターンが考えられる。後者だとやっかいだ。(談)
現在は感染の第4波だが、第5波が起きる場合、従来の英国型変異株の「残り火」が燃え上がるパターンと、東京で増えつつあるインド型が蔓延するパターンが考えられる。後者だとやっかいだ。(談)