行列するパチンコ店は「報われた」と喜び、飲食店から「助かった」の声も

一年前、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言下で、日本中が静まりかえっていた。やり場の無い苛立ちをぶつけるように、人々は様々な業態をコロナ対策の敵と認定して攻撃した。しかし、2021年4月25日からの緊急事態宣言では、様子が違った。パチンコ店を含む床面積1000平方メートル超の集客施設を対象に休業要請、1000平方メートル以下は休業の協力依頼が行われたが、営業している店舗では行列ができる盛況ぶりで、それを囲む周囲の視線も大きく変化している。ライターの森鷹久氏が、2021年になって歓迎されるパチンコ行列と、それに伴う客や近隣の変化についてレポートする。
* * *「連日の行列に、満員です。一年前は本当に家族で首を括るしかないと覚悟をしていたくらいでしたから、今は天国ですね」
憑き物が落ちたかのような晴れやかな表情で筆者の取材に応じてくれたのは、都内のパチンコ店マネージャー・鈴木亮二さん(仮名・40代)。ちょうど一年前の今頃、全国で新型コロナウイルスの感染者が相次ぎ、飲食店や娯楽施設が休業や時短営業に追い込まれる一方で、鈴木さんの店は通常通りに営業をしていた。感染対策をしっかり行い、密にならないよう空調機器も導入。ここでは「絶対にクラスター(集団感染)が起きない」という自信もあったが、世間からは「不要不急の最たるもの」である遊戯場が営業していることに、強い不満の声が寄せられた。
「電話や手紙で、市民を殺す気かというようなクレームがたくさんきました。お店の玄関に液体を撒かれたり、マスコミや新聞記者が取材に来たり、変なユーチューバーがやってきて『営業している』と騒いだりされたこともあったんです。生きた心地がしませんでした」(鈴木さん) しばらくして、店は時短営業に踏み切ったが、客足は当然減り、収益も悪化。家族からは「パチンコ店なんかで働くから」と心ない言葉もかけられた。しかし、感染拡大が続き、飲食店などが国や自治体の要請を無視した形で営業を行い始めると、形勢は一気に逆転。店の外に、かつての「行列」が戻ったのである。「身を切るような思いで様々なイベントを行っていましたが、やっと報われたという気持ちになりましたね。お客さんからも『頑張ってくれ』なんて声をかけられまして」(鈴木さん) 店を訪れていた客も「やっと後ろめたさがなくなった」と手放しで喜んでいる様子だが、喜んでいるのは鈴木さんたちのようなパチンコ店スタッフや客ばかりではない。 東京都内のパチンコ店の近くで飲食店を営む原田妙子さん(仮名・60代)は一年前、空気を読まずに営業を続けるパチンコ店に強い嫌悪感を抱いていた一人だ。「朝から長い行列ができて、いろんなところから来たお客さんでごった返している。マスクを外して店の外でタバコを吸う男の人もいたしね、そりゃ怖かったですし、腹も立ちました」(原田さん) だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
しばらくして、店は時短営業に踏み切ったが、客足は当然減り、収益も悪化。家族からは「パチンコ店なんかで働くから」と心ない言葉もかけられた。しかし、感染拡大が続き、飲食店などが国や自治体の要請を無視した形で営業を行い始めると、形勢は一気に逆転。店の外に、かつての「行列」が戻ったのである。「身を切るような思いで様々なイベントを行っていましたが、やっと報われたという気持ちになりましたね。お客さんからも『頑張ってくれ』なんて声をかけられまして」(鈴木さん) 店を訪れていた客も「やっと後ろめたさがなくなった」と手放しで喜んでいる様子だが、喜んでいるのは鈴木さんたちのようなパチンコ店スタッフや客ばかりではない。 東京都内のパチンコ店の近くで飲食店を営む原田妙子さん(仮名・60代)は一年前、空気を読まずに営業を続けるパチンコ店に強い嫌悪感を抱いていた一人だ。「朝から長い行列ができて、いろんなところから来たお客さんでごった返している。マスクを外して店の外でタバコを吸う男の人もいたしね、そりゃ怖かったですし、腹も立ちました」(原田さん) だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
「身を切るような思いで様々なイベントを行っていましたが、やっと報われたという気持ちになりましたね。お客さんからも『頑張ってくれ』なんて声をかけられまして」(鈴木さん) 店を訪れていた客も「やっと後ろめたさがなくなった」と手放しで喜んでいる様子だが、喜んでいるのは鈴木さんたちのようなパチンコ店スタッフや客ばかりではない。 東京都内のパチンコ店の近くで飲食店を営む原田妙子さん(仮名・60代)は一年前、空気を読まずに営業を続けるパチンコ店に強い嫌悪感を抱いていた一人だ。「朝から長い行列ができて、いろんなところから来たお客さんでごった返している。マスクを外して店の外でタバコを吸う男の人もいたしね、そりゃ怖かったですし、腹も立ちました」(原田さん) だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
店を訪れていた客も「やっと後ろめたさがなくなった」と手放しで喜んでいる様子だが、喜んでいるのは鈴木さんたちのようなパチンコ店スタッフや客ばかりではない。 東京都内のパチンコ店の近くで飲食店を営む原田妙子さん(仮名・60代)は一年前、空気を読まずに営業を続けるパチンコ店に強い嫌悪感を抱いていた一人だ。「朝から長い行列ができて、いろんなところから来たお客さんでごった返している。マスクを外して店の外でタバコを吸う男の人もいたしね、そりゃ怖かったですし、腹も立ちました」(原田さん) だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
東京都内のパチンコ店の近くで飲食店を営む原田妙子さん(仮名・60代)は一年前、空気を読まずに営業を続けるパチンコ店に強い嫌悪感を抱いていた一人だ。「朝から長い行列ができて、いろんなところから来たお客さんでごった返している。マスクを外して店の外でタバコを吸う男の人もいたしね、そりゃ怖かったですし、腹も立ちました」(原田さん) だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
「朝から長い行列ができて、いろんなところから来たお客さんでごった返している。マスクを外して店の外でタバコを吸う男の人もいたしね、そりゃ怖かったですし、腹も立ちました」(原田さん) だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
だが、パチンコ屋から客足が遠のくと、当然原田さんの店を訪れる客も減った。客のうちの何割かは、パチンコ店の客だったからだ。「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
「このまえ、パチンコ店の前に行列ができているのを見てね、思わずホッとしてしまいましたよね。またお客が来る、お店ができるって。一年前は、並んでいる人が悪魔に見えたのに、今は天使さんに見える」(原田さん) 結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
結局、社会が不安定な中で「誰かを攻撃して安心したかった」という気持ちがあったはず、と話す原田さん。感染者数が横ばい、もしくは減少傾向になってくると、全国のパチンコ店の前にできる行列は、さらに長くなっていく。「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
「駐車場は朝から満杯、久々にやってきた警備員のおじさんも喜んでいました」 九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
九州地方のパチンコ店オーナー・吉田雄さん(仮名・60代)の店にも、つい最近になってコロナ禍前のような客足が戻り始めた。一年前、常連客からですら「こんな時期に(店を)開けるな」と怒鳴られた経験もあり、事業継続について、真剣に検討をせざるを得ないほどに経営状況は悪化の一途を辿っていた。だが、ここにきての「完全復活」だ。 吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
吉田さんを怒鳴った客、店から遠のいていた客からも「やはりパチンコはいい」と声をかけられることもあるという。客足は増える一方だが、それに比例するように気がかりなことも増えている。感染対策を全く気にしないという客が、かなり目立ってきたのだ。「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
「しゃべりながら遊戯する人、灰皿の置いてない場所でタバコを吸う人、酒を持ち込む人など、本来なら我々が注意しなくてはならないお客さんが増えました。でも、あまり注意はしていません。せっかく戻ってきたお客さんには言いづらい」(吉田さん) 生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。
生活様式を変えねばならないと言われ続けて二年目になった。残念だが、長期化するコロナ禍に悪い意味で慣れてしまった人が増加、すっかり気が緩んでいる人たちが一定数いるのだ。強いられる新しい生活様式に悪い意味で慣れてしまい、以前ほど、手洗い、うがい、三密を避ける、に注意を払えなくなっている。当然、この気の緩みが再び感染者数を増やし「第5波」の到来を早める可能性は十分にあり、いざ波の中に突入してしまうと、再び「新しい敵」探しが始まることも考えられる。世論は、その時々に雰囲気で変わるものかもしれないが、敵を作り出そうとする人々の心境の変異もまた、ウイルス並みに恐ろしいものかもしれない。