【死体検案書入手】旭川14歳少女イジメ凍死「死因欄」に記されていた真実〈司法解剖の結果が明らかに〉

【音声動画公開(3)】「あのおぞましいものを見て涙が出た」「児童ポルノだ」Y中学校は保護者の声に本当に向き合ったのか?《旭川14歳少女イジメ凍死》 から続く
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〈《いじめで人が死んでいるのに犯罪だと認識できない旭川市の教育委員会は頭がおかしいとしか言いようがない。》(田村淳公式Twitter4月28日より)〉
田村淳公式Twitter4月28日より
〈《その少女誰にも相談する事できへんやろ。普通のイジメでもそうなのに、ましてや携帯で写真撮られてたんやろ。卑怯極まりないやんけ。(略)教育委員会とか学校の教師とかも気づきませんでしたとか、イジメじゃないんじゃないかなって、いや、その子がイジメられてるって感じたらイジメやねん》(ほんこんYouTubeチャンネル5月23日)〉
〈《全部読んだ。仲間同士なはずなのにそれぞれ他の人に罪をなすり付けている。誰も守ってくれないのか助けてくれないのか、、胸糞悪いなあ、、、心からご冥福をお祈り致します。》(きゃりーぱみゅぱみゅ公式Twitter4月30日より)〉

文春オンラインでは、4月15日から20本の記事を公開し、今年3月に旭川市内の公園で亡くなっているのが見つかった当時14歳の廣瀬爽彩(さあや)さんの死の背景に凄惨なイジメがあったことを報じてきた。記事は大きな反響を呼び、著名人もTwitterやYouTubeで爽彩さんの死に哀悼の意を示すとともにイジメの悲惨さや学校側の対応のまずさを指摘している。
※本記事では廣瀬爽彩さんの母親の許可を得た上で、爽彩さんの実名と写真を掲載しています。この件について、母親は「爽彩が14年間、頑張って生きてきた証を1人でも多くの方に知ってほしい。爽彩は簡単に死を選んだわけではありません。名前と写真を出すことで、爽彩がイジメと懸命に闘った現実を多くの人たちに知ってほしい」との強い意向をお持ちでした。編集部も、爽彩さんが受けた卑劣なイジメの実態を可能な限り事実に忠実なかたちで伝えるべきだと考え、実名と写真の掲載を決断しました。ネットでは事件と関わりのない人の名前と顔写真が晒され続ける 一連の報道を受けて旭川市教育委員会は5月に第三者委員会を設置し、イジメに関する再調査を開始した。爽彩さんがイジメを受けてから2年。ようやく事態が動き出した一方で、ネットでは遺族に対する誹謗中傷があふれ、事件と関わりのない人たちの名前と顔写真が晒され続けている。5月25日、爽彩さんの母親はFacebookで以下のように現在の心境を綴った。〈《何度も申し訳ありませんが 2019年の関係者を捜したり 断定する事は控えてください。関係者につきましては こちらは把握しております。私が捜している名前を知りたい等はありません。関係者を公表する予定もございません。皆様にはご心配をおかけしておりますが 新たな無関係の被害者を出す事になる為 再三のお願いにはなりますが お控え下さいます様、宜しくお願い致します。SNSでの誹謗中傷も心を痛めている方が沢山います。発言前にもう一度確認し 相手に対して思いやりのある言葉なのか 確認した上での投稿をお願い申し上げます》〉事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」 ネット上では現在、爽彩さんと別の少女の動画も拡散されている。またネット上で後を絶たないのが、事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」を唱える書き込みだ。5月21日に爽彩さんの事件について報じたYouTubeライブ「文春オンラインTV」でも、コメント欄には「爽彩さんの死は絶対に自殺ではなく、他殺です。皆隠蔽しています」といった趣旨の書き込みが多く見られた。また、実際に遺族のSNSへ「爽彩さんが他殺だったというのは本当ですか?」と、ダイレクトメッセージが送られてくることも頻繁にあるという。 だが、爽彩さんの死因は「他殺」ではない。「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
※本記事では廣瀬爽彩さんの母親の許可を得た上で、爽彩さんの実名と写真を掲載しています。この件について、母親は「爽彩が14年間、頑張って生きてきた証を1人でも多くの方に知ってほしい。爽彩は簡単に死を選んだわけではありません。名前と写真を出すことで、爽彩がイジメと懸命に闘った現実を多くの人たちに知ってほしい」との強い意向をお持ちでした。編集部も、爽彩さんが受けた卑劣なイジメの実態を可能な限り事実に忠実なかたちで伝えるべきだと考え、実名と写真の掲載を決断しました。ネットでは事件と関わりのない人の名前と顔写真が晒され続ける 一連の報道を受けて旭川市教育委員会は5月に第三者委員会を設置し、イジメに関する再調査を開始した。爽彩さんがイジメを受けてから2年。ようやく事態が動き出した一方で、ネットでは遺族に対する誹謗中傷があふれ、事件と関わりのない人たちの名前と顔写真が晒され続けている。5月25日、爽彩さんの母親はFacebookで以下のように現在の心境を綴った。〈《何度も申し訳ありませんが 2019年の関係者を捜したり 断定する事は控えてください。関係者につきましては こちらは把握しております。私が捜している名前を知りたい等はありません。関係者を公表する予定もございません。皆様にはご心配をおかけしておりますが 新たな無関係の被害者を出す事になる為 再三のお願いにはなりますが お控え下さいます様、宜しくお願い致します。SNSでの誹謗中傷も心を痛めている方が沢山います。発言前にもう一度確認し 相手に対して思いやりのある言葉なのか 確認した上での投稿をお願い申し上げます》〉事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」 ネット上では現在、爽彩さんと別の少女の動画も拡散されている。またネット上で後を絶たないのが、事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」を唱える書き込みだ。5月21日に爽彩さんの事件について報じたYouTubeライブ「文春オンラインTV」でも、コメント欄には「爽彩さんの死は絶対に自殺ではなく、他殺です。皆隠蔽しています」といった趣旨の書き込みが多く見られた。また、実際に遺族のSNSへ「爽彩さんが他殺だったというのは本当ですか?」と、ダイレクトメッセージが送られてくることも頻繁にあるという。 だが、爽彩さんの死因は「他殺」ではない。「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
一連の報道を受けて旭川市教育委員会は5月に第三者委員会を設置し、イジメに関する再調査を開始した。爽彩さんがイジメを受けてから2年。ようやく事態が動き出した一方で、ネットでは遺族に対する誹謗中傷があふれ、事件と関わりのない人たちの名前と顔写真が晒され続けている。5月25日、爽彩さんの母親はFacebookで以下のように現在の心境を綴った。〈《何度も申し訳ありませんが 2019年の関係者を捜したり 断定する事は控えてください。関係者につきましては こちらは把握しております。私が捜している名前を知りたい等はありません。関係者を公表する予定もございません。皆様にはご心配をおかけしておりますが 新たな無関係の被害者を出す事になる為 再三のお願いにはなりますが お控え下さいます様、宜しくお願い致します。SNSでの誹謗中傷も心を痛めている方が沢山います。発言前にもう一度確認し 相手に対して思いやりのある言葉なのか 確認した上での投稿をお願い申し上げます》〉事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」 ネット上では現在、爽彩さんと別の少女の動画も拡散されている。またネット上で後を絶たないのが、事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」を唱える書き込みだ。5月21日に爽彩さんの事件について報じたYouTubeライブ「文春オンラインTV」でも、コメント欄には「爽彩さんの死は絶対に自殺ではなく、他殺です。皆隠蔽しています」といった趣旨の書き込みが多く見られた。また、実際に遺族のSNSへ「爽彩さんが他殺だったというのは本当ですか?」と、ダイレクトメッセージが送られてくることも頻繁にあるという。 だが、爽彩さんの死因は「他殺」ではない。「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
〈《何度も申し訳ありませんが 2019年の関係者を捜したり 断定する事は控えてください。関係者につきましては こちらは把握しております。私が捜している名前を知りたい等はありません。関係者を公表する予定もございません。皆様にはご心配をおかけしておりますが 新たな無関係の被害者を出す事になる為 再三のお願いにはなりますが お控え下さいます様、宜しくお願い致します。SNSでの誹謗中傷も心を痛めている方が沢山います。発言前にもう一度確認し 相手に対して思いやりのある言葉なのか 確認した上での投稿をお願い申し上げます》〉
事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」 ネット上では現在、爽彩さんと別の少女の動画も拡散されている。またネット上で後を絶たないのが、事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」を唱える書き込みだ。5月21日に爽彩さんの事件について報じたYouTubeライブ「文春オンラインTV」でも、コメント欄には「爽彩さんの死は絶対に自殺ではなく、他殺です。皆隠蔽しています」といった趣旨の書き込みが多く見られた。また、実際に遺族のSNSへ「爽彩さんが他殺だったというのは本当ですか?」と、ダイレクトメッセージが送られてくることも頻繁にあるという。 だが、爽彩さんの死因は「他殺」ではない。「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
ネット上では現在、爽彩さんと別の少女の動画も拡散されている。またネット上で後を絶たないのが、事実とはあまりにもかけ離れた「他殺説」や「陰謀説」を唱える書き込みだ。5月21日に爽彩さんの事件について報じたYouTubeライブ「文春オンラインTV」でも、コメント欄には「爽彩さんの死は絶対に自殺ではなく、他殺です。皆隠蔽しています」といった趣旨の書き込みが多く見られた。また、実際に遺族のSNSへ「爽彩さんが他殺だったというのは本当ですか?」と、ダイレクトメッセージが送られてくることも頻繁にあるという。 だが、爽彩さんの死因は「他殺」ではない。「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
だが、爽彩さんの死因は「他殺」ではない。「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「失踪当日、自殺についてLINEでほのめかしていたものの、どこまでその意志があったのかは不明です。なぜ(死体が発見された)公園にいたのか、その経緯や亡くなった際の詳しい状況もよくわからないのです」(爽彩さんが失踪した当時、捜索を行った近親者)「廣瀬爽彩さんの死体検案書」を独自入手 ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
ここに文春オンライン取材班が独自入手したA4用紙1枚の「爽彩さんの死体検案書」がある。同書は3月24日、爽彩さんの遺体が発見された翌日に、旭川医大で行われた司法解剖の結果を記したものである。同書にはこうある。〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
〈死亡した時 令和3年2月中旬頃 死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
死亡したところ ××××公園(発見) 直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
直接死因 偶発性低体温症 発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
発病(発症)または受傷から死亡までの期間 短時間 解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
解剖 有  主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
主要所見 直接死因となる外傷(-)、窒息(-)、疾病(-)、薬物血中濃度は治療域 尿頂留 死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
死因の種類 9、自殺 10、他殺 11、その他及び不詳の外因○〉 この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
この検案書からどのようなことがわかるのだろうか。茅ヶ崎中央病院の山田春木副院長は、以下のように解説する。「爽彩さんの死体検案書」医師の解説「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「検案書からは、この方が低体温によって体温が奪われ亡くなったことが、十分に裏付けられていると思います。一般に司法解剖をする場合、まずは外見を問題にします。生きているときに殴られたり、蹴られたりといった暴行行為を受けた場合は生体反応がそのまま死体に残った状態になります。外傷(-)と書かれているのは、出血や打撲などの暴行の跡がないということ。例えば、凍傷は低体温で血の巡りが悪くなり、血の巡りの悪い部分が壊死してしまうため、亡くなれば跡が残ります。しかし、死体にその凍傷の跡もない。つまり、全体に体温を奪われて、比較的短時間で死に至ったと言えます。 次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
次に、窒息すると低酸素となるから、臓器を調べれば最後の状態が保存されます。仮に窒息があると、どうして呼吸が適切にいかなかったのかということで、事件性が出てきますが、窒息(-)と書いてあるので、そういった所見はないということです。疾病(-)は、内臓が健康な状態で持病がないということ。薬物に関しては、血液を調べると血中に人工的に入ってくる成分のピーク(頂点)が検出できます。服毒自殺などの高い濃度の薬物のピーク(頂点)は確認されず、決められた濃度で治療していることが確認された。そのため『薬物血中濃度は治療域』と記されています。尿頂留というのは膀胱に尿が確認できたということ。監禁されて水が与えられないなどの酷い脱水状態には陥っていなかったということが言えます」 そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
そして「死因の種類」として、「自殺」や「他殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」という項目に○がついている。「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「爽彩さんが死ぬ目的で公園の寒い場所へ行き、自らの意志で凍え死んだのか、公園で考え事をしているうちにそのまま寒くて意識が遠のき、残念ながら見つからず命を落としたのか、それは解剖の所見では明らかにすることはできません。つまり死因の種類として『自殺』かどうかは判断できない。『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)警察は「あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのでは」 前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
前出の近親者が、2月13日、爽彩さんが失踪した当時の様子を明かす。「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「失踪当日、爽彩を車で探しているときに車内の外気温計や街中の温度計はマイナス17℃を指していました。雪が降っているほうがまだ暖かくなるのですが、あの日は晴れていて、放射冷却でさらに冷え込む夜でした。爽彩が行方不明になった3日後に旭川には大雪が降りました。猛吹雪で膝くらいまで雪が積もり、車で捜索を続けましたが雪で視界が悪く、捜索は難航しました。警察には『あの天候では、3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないか』と言われました」 爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
爽彩さんの遺体は失踪時と同じ、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけの状態で発見された。「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「ネット上では、爽彩が何者かに連れ出され、遺体発見時には一部の所持品がなくなっていたという話がまことしやかに流れていますが、事実無根です。財布は自宅に置いたままで、スマホもリュックも長靴も、すべて所持品は遺族の元に返却されています。爽彩が見つかった場所が公園の土管の中だったという話もありますが、これも事実ではありません。土管で見つかったのなら、警察の方がスコップで掘り起こす必要もありませんから」(同前)SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
SNSで母親が捜索の協力を呼びかけると「虐待していたんですよね」 爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
爽彩さんの母親は、爽彩さんの失踪当時から現在まで様々な誹謗中傷を受け続けてきた。「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「母親がFacebookで捜索の協力を呼びかけると、『庭を調べろ。土の中に埋まっている』『虐待していたんですよね』『行方不明はデマですよね?』『どうせ母子家庭なんだから貧困理由でしょ』『この人、生活保護なんだって』と、事実ではない心無いメッセージが送られていました。最近では、興味本位でボランティアを装った人が自宅に押し掛けたり、遺族の把握していない募金活動が行われたりもしています。遺族の知らないところで爽彩さんが生前に描いた絵を商品化しようとする人まで現れ、遺族は心を痛め、とても苦しんでいます」(同前)遺族は「証拠を見つけたら警察や第三者委員会に提出してほしい」 文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
文春オンラインの取材に爽彩さんの遺族が心境を明かした。「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「(事実無根の情報を流すのは)本当に止めてほしいです。おもしろおかしく、それが事実として流れてしまいます。人の名前や顔を勝手にネット上で晒していいものでもないと思います。人の人生をぐちゃぐちゃにしていい権利はないですし、顔写真、名前を手あたり次第晒すというのは爽彩が怖い思いをしたイジメと同じ行為だと思います。爽彩は人を恨むことはしない子でした。なにも悪いことをしていない無関係な子を社会的に抹殺するような行為を遺族側は望んでいません。なにか今回の件で証拠を入手した方がいらっしゃる場合はネットではなく、警察や第三者委員会に提出してほしいです」 5月31日、爽彩さんの遺体が見つかった公園は新緑に包まれ、公園が見渡せる丘の上には花束とメッセージが残されていた。《いままでこの辛い世の中で たくさんたくさん頑張ったね あなたはとても強い人です!! あなたはこれから爽やかな風の吹く 彩どりのある世界で心穏やかに過ごして 安らかに楽しく平穏でありますように》 6月16日に開かれた旭川市議会では、昨年11月に爽彩さんと思われる女子生徒が地元の子ども相談室に「SNSを通じて攻撃された」と、イジメ被害を相談していたことが明かされた。彼女は「死にたいと思って何度もリストカットしている」とも話していたという。 7月からは関係者への本格的な聞き取りが始まり、第三者委員会の第3回会合が開かれる予定だ。 6月19日(土)21時より放送の「文春オンラインTV」では担当記者が記事について詳しく解説します。◆◆◆「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
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