モデルナ製ワクチン 副反応0.19% 自衛隊の大規模接種センター

自衛隊中央病院は、新型コロナウイルスワクチンを接種した高齢者を中心としたおよそ20万人のうち、およそ0.2%の人に接種後30分以内に副反応が見られたとの調査結果をまとめた。
調査は、自衛隊が運営する東京の大規模接種センターで、モデルナ製の1回目の接種を行った20万8,154人を対象に行われた。
結果、接種後30分以内に0.19%にあたる395人が、副反応にあたる何らかの症状を訴え、そのうち、めまいやふらつきが98人で最多だった。
0.01%にあたる20人が救急搬送されたが、重いアレルギー反応である「アナフィラキシー」と診断された人はいなかった。
また、接種後1週間程度で腕に赤い腫れが出るなどの相談も、多数寄せられているという。
この0.19%の副反応という数字について、昭和大学 医学部・二木芳人客員教授は、2つのポイントを挙げている。
1つ目は、今回の調査では、重篤な副反応はなく、比較的安全性が高いといえるということ。
そして2つ目は、副反応のうち最も多かったのが、めまいやふらつきの症状だったという点。
二木教授によると、めまいやふらつきは、接種に対する不安が影響していて、若い女性に多く見られるとしている。
今後、若い世代の接種が進めば、副反応の件数も増えることが予想されるものの、重篤になる可能性は低いと指摘している。