再度「死刑判決です」と告げた裁判長に、被告は「はい」とかすれた声で短く返答

裁判所は殺意や刑事責任能力を認め、殺人罪などに問われた小松博文被告(36)に死刑を言い渡した。
茨城県日立市で2017年10月に起きた妻子6人殺害事件の裁判員裁判。水戸地裁で30日にあった判決公判で、結城剛行裁判長は「結果は重大で犯行態様も悪質」と述べた。
判決公判は午後3時に始まった。小松被告は結城裁判長から「(証言台脇の)席に戻って座って聞いてください」と促され、ゆっくりと着席。これまでの公判と同様に少し前かがみの姿勢で、結城裁判長が読み上げる判決理由を聞き、表情を変えることはなかった。
「死刑をもって臨むことが真にやむを得ないと認められる」。結城裁判長は約50分後、極刑を言い渡し、再度「死刑判決です」と告げた。小松被告は「はい」とかすれた声で短く返答した。
公判では、事件当時の刑事責任能力が争点になった。弁護側は、精神障害などにより善悪を判断する能力が失われていたと主張した。
これに対し、結城裁判長は判決で「犯行直前まで数日間にわたり思い悩んだ上で実行に及んだ。日立署に出頭し、犯行内容を相当程度具体的に供述している」と指摘。「犯行の違法性や重大性を十分理解していた。心神喪失や心神耗弱でなかったことも明らか」とし、刑事責任能力を認めた。
また、「無我夢中でした行為を逐一記憶していないことはあり得る。犯行時だけ意識解離状態になるというのは考えにくい」とし、弁護側の主張を退けた。 判決では、被告が離婚を切り出されたことをきっかけに恵さんや子供5人の殺害を決めたと認定。「人格を無視した身勝手かつ自己中心的な考え」と非難し、「計画性、動機、経緯、自首等の事情をあわせても死刑を回避すべき事情は見いだすことができなかった」と述べた。 水戸地裁での死刑判決は、裁判員制度が導入された2009年以降で初めて。水戸地検の石井壮治・次席検事は「検察官の主張が認められたもので、適正な判断をしていただいた」とした。弁護側は控訴するかどうか明らかにしなかった。        ◇ 小松被告の公判は、弁護側が被告の記憶喪失を理由に節目節目で公判の打ち切りを求める異例の展開となった。結城裁判長は弁護側の主張を採用せず、30日の死刑判決となった。 小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
また、「無我夢中でした行為を逐一記憶していないことはあり得る。犯行時だけ意識解離状態になるというのは考えにくい」とし、弁護側の主張を退けた。 判決では、被告が離婚を切り出されたことをきっかけに恵さんや子供5人の殺害を決めたと認定。「人格を無視した身勝手かつ自己中心的な考え」と非難し、「計画性、動機、経緯、自首等の事情をあわせても死刑を回避すべき事情は見いだすことができなかった」と述べた。 水戸地裁での死刑判決は、裁判員制度が導入された2009年以降で初めて。水戸地検の石井壮治・次席検事は「検察官の主張が認められたもので、適正な判断をしていただいた」とした。弁護側は控訴するかどうか明らかにしなかった。        ◇ 小松被告の公判は、弁護側が被告の記憶喪失を理由に節目節目で公判の打ち切りを求める異例の展開となった。結城裁判長は弁護側の主張を採用せず、30日の死刑判決となった。 小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
判決では、被告が離婚を切り出されたことをきっかけに恵さんや子供5人の殺害を決めたと認定。「人格を無視した身勝手かつ自己中心的な考え」と非難し、「計画性、動機、経緯、自首等の事情をあわせても死刑を回避すべき事情は見いだすことができなかった」と述べた。 水戸地裁での死刑判決は、裁判員制度が導入された2009年以降で初めて。水戸地検の石井壮治・次席検事は「検察官の主張が認められたもので、適正な判断をしていただいた」とした。弁護側は控訴するかどうか明らかにしなかった。        ◇ 小松被告の公判は、弁護側が被告の記憶喪失を理由に節目節目で公判の打ち切りを求める異例の展開となった。結城裁判長は弁護側の主張を採用せず、30日の死刑判決となった。 小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
水戸地裁での死刑判決は、裁判員制度が導入された2009年以降で初めて。水戸地検の石井壮治・次席検事は「検察官の主張が認められたもので、適正な判断をしていただいた」とした。弁護側は控訴するかどうか明らかにしなかった。        ◇ 小松被告の公判は、弁護側が被告の記憶喪失を理由に節目節目で公判の打ち切りを求める異例の展開となった。結城裁判長は弁護側の主張を採用せず、30日の死刑判決となった。 小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
◇ 小松被告の公判は、弁護側が被告の記憶喪失を理由に節目節目で公判の打ち切りを求める異例の展開となった。結城裁判長は弁護側の主張を採用せず、30日の死刑判決となった。 小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
小松被告の公判は、弁護側が被告の記憶喪失を理由に節目節目で公判の打ち切りを求める異例の展開となった。結城裁判長は弁護側の主張を採用せず、30日の死刑判決となった。 小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
小松被告は勾留中の2018年11月、日立署の留置場で倒れ、一時心肺停止の状態となった。後遺症で事件の記憶を失ったとして、弁護側は公判で「被告に訴訟能力はない」と繰り返した。 詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
詐欺罪など2事件を扱った昨年6月の区分審理の初公判。弁護側は冒頭陳述で「当時の行動や認識について真実を述べることはできない」と公判停止を要求。結城裁判長は「コミュニケーションは十分可能」として退け、今年3月に有罪の部分判決を言い渡した。 殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
殺人事件を審理する5月の裁判員裁判の初公判でも、弁護側は罪状認否に先立って「(被告は)真実を述べることができず、相当な防御ができる能力に欠けている」と公判停止を主張。最終弁論では公訴棄却を求めた。 迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
迎えた30日の判決。結城裁判長は被告の記憶障害を認めた一方、「弁護人の援助や裁判所の支援があれば意思疎通を図ることはできる。心神喪失の状態ではなく、訴訟能力があることは明らか」と結論づけた。 ◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。
◆訴訟能力=被告が裁判の手続きや自らの利害を理解し、意見を述べたり反論したりして裁判に対応できる能力。訴訟能力が「ない」と判断されれば、公判停止となる。