児童5人死傷、急ハンドルの形跡なし…「人が出てきて急ハンドル」の供述と矛盾

千葉県 八街 ( やちまた )市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故で、現場の市道に急ハンドルを切った形跡はないことが、捜査関係者への取材でわかった。
トラック運転手梅沢 洋 ( ひろし )容疑者(60)の供述と矛盾しており、県警が詳しい状況を調べている。
梅沢容疑者は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕された。呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、調べに「人が右側から出てきたので急にハンドルを左に切ったら、電柱に当たった」と説明した。
しかし、現場近くの防犯カメラ映像には右側からの人影はなく、トラックが緩やかに左へ曲がりながら電柱に衝突する様子が映っていた。明確なブレーキ痕も確認されていない。
児童が通っていた市立 朝陽 ( ちょうよう )小は1日、3日ぶりに授業を再開。現場付近を通学路としている児童らに送迎バスが用意された。市教育委員会からスクールカウンセラーが派遣され、児童の心のケアにあたる。