静岡から神奈川、千葉は土砂災害危険度が高い 箱根は24時間500mm超の大雨

2021/07/03 08:35 ウェザーニュース
梅雨前線の影響で関東や東海で断続的に激しい雨が降っています。土砂災害の危険度が非常に高くなっており、厳重な警戒が必要です。
今日3日(土)も梅雨前線の活動が非常に活発です。湿った風が強く流入している東海から関東付近では雨雲が非常に発達し、ウェザーニュースの独自解析では線状降水帯が形成されていると見られます。8時までの24時間雨量は神奈川県箱根町で524.0mmに達しました。平年の7月1か月分の雨量を上回る量で、500mmを超えるのは台風19号(令和元年東日本台風)による大雨以来のことです。静岡県御殿場市や富士市なども24時間雨量は300mmを超えています。神奈川県平塚市は、市内を流れる金目川で洪水による浸水被害が発生している可能性があるとして、警戒レベル5の緊急安全確保の情報を発表しました。土砂災害危険度マップでは「極めて危険」を示す濃い紫色の領域が静岡県から神奈川県、千葉県にかけて帯状に広がっています。いつ土砂災害が発生してもおかしくない状況ですので、急な斜面などには決して近づかず、安全な場所で過ごすようにしてください。
活発な雨雲の帯は昼過ぎにかけて停滞し、関東南部や静岡県内ではさらに雨量が増すおそれがあります。午後になると雨の峠は越えるものの、しばらくは土砂災害の危険性が高い状態や、河川の水位が高い状況が続く見込みです。雨が弱まったからといって、崖や川の様子を確認するのは危険ですので避けてください。また、明日4日(日)は一旦、南下する梅雨前線が再び北上して、関東や東海の広い範囲で雨が予想されます。ここ数日のような激しい雨ではないものの、地盤の緩んでいる所では土砂災害が発生しやすく、引き続き警戒が必要です。