【齋藤 剛】3500万円の中古マンション、「1階」を購入した夫婦を襲った「思わぬ悲劇」 入居する前には気づかなかった…

2年前、神奈川県に3500万円で築10年ほどの中古マンションの1階の部屋を買った堀浩さん(45歳・仮名)一家。しかし、その物件を売却したいと私たちの元へ相談にお越しになりました。
お子さんの足音を気にしなくていいことから1階の物件を選んだのですが、そこに「意外な落とし穴」があったのです。
【前編】「神奈川に3500万円で中古マンションを買った年収600万夫婦が「大後悔」したワケ」
堀さんの部屋には4畳ほどの庭がついており、その先に道路があります。
庭と道路との境目には数本の生垣(いけがき)とフェンスがある構図です。
付近には工場や団地があり、その道路は、平日の通勤時間である朝8時~9時30分と、帰宅時間である夕方17時~17時30分には、徒歩で通る人が1分あたり3名程度のペースで存在するところでした。
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生垣も隙間が多いため、庭に面するリビングのカーテンを開けると、通行人と目があってしまうくらい視線が行き来する構造になっているのです。
普通のカーテンを閉めると室内が暗くなってしまうので、内側に薄いレースのカーテンを設置し、普段はそれを閉めていました。しかし、レースのカーテンがあるとはいえ、「もしかしたら外から見えているのではないか」という懸念はどうしても残ってしまいます。着替えるときはもちろんのこと、部屋着として着る服にも気を遣い、ソファーでくつろぐポーズまでも気にするハメになってしまったというのです。さらに、掃除機を掛けたり、洗濯物を干したりするときにも通行人からの視線を感じるようでした。奥さんは10時~15時の短時間パートタイマーだったので、自宅で家事をこなすことが多く、自宅滞在時間が家族のなかで一番長かったのですが、そのために「外からの視線」を気にする機会が多くなり、精神的に参ってしまっているようでした。また、年頃の女の子がいることもあり、女性にとって優しくない家という印象を持ってしまったようです。実際のところは、外から室内をジロジロ見る方は少なかったのかもしれませんが、過剰に反応してしまっていた部分もあったのかもしれません。しかし「見られている気がする」と意識すればするほど、さらに視線が気になってしまうという悪循環のなか、結局(レースではない)カーテンを閉めて家族は生活することに。せっかくの日当たり良好な新居なのに、昼間でもカーテンと照明といった生活が続いてしまったようです。本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
しかし、レースのカーテンがあるとはいえ、「もしかしたら外から見えているのではないか」という懸念はどうしても残ってしまいます。着替えるときはもちろんのこと、部屋着として着る服にも気を遣い、ソファーでくつろぐポーズまでも気にするハメになってしまったというのです。さらに、掃除機を掛けたり、洗濯物を干したりするときにも通行人からの視線を感じるようでした。奥さんは10時~15時の短時間パートタイマーだったので、自宅で家事をこなすことが多く、自宅滞在時間が家族のなかで一番長かったのですが、そのために「外からの視線」を気にする機会が多くなり、精神的に参ってしまっているようでした。また、年頃の女の子がいることもあり、女性にとって優しくない家という印象を持ってしまったようです。実際のところは、外から室内をジロジロ見る方は少なかったのかもしれませんが、過剰に反応してしまっていた部分もあったのかもしれません。しかし「見られている気がする」と意識すればするほど、さらに視線が気になってしまうという悪循環のなか、結局(レースではない)カーテンを閉めて家族は生活することに。せっかくの日当たり良好な新居なのに、昼間でもカーテンと照明といった生活が続いてしまったようです。本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
さらに、掃除機を掛けたり、洗濯物を干したりするときにも通行人からの視線を感じるようでした。奥さんは10時~15時の短時間パートタイマーだったので、自宅で家事をこなすことが多く、自宅滞在時間が家族のなかで一番長かったのですが、そのために「外からの視線」を気にする機会が多くなり、精神的に参ってしまっているようでした。また、年頃の女の子がいることもあり、女性にとって優しくない家という印象を持ってしまったようです。実際のところは、外から室内をジロジロ見る方は少なかったのかもしれませんが、過剰に反応してしまっていた部分もあったのかもしれません。しかし「見られている気がする」と意識すればするほど、さらに視線が気になってしまうという悪循環のなか、結局(レースではない)カーテンを閉めて家族は生活することに。せっかくの日当たり良好な新居なのに、昼間でもカーテンと照明といった生活が続いてしまったようです。本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
奥さんは10時~15時の短時間パートタイマーだったので、自宅で家事をこなすことが多く、自宅滞在時間が家族のなかで一番長かったのですが、そのために「外からの視線」を気にする機会が多くなり、精神的に参ってしまっているようでした。また、年頃の女の子がいることもあり、女性にとって優しくない家という印象を持ってしまったようです。実際のところは、外から室内をジロジロ見る方は少なかったのかもしれませんが、過剰に反応してしまっていた部分もあったのかもしれません。しかし「見られている気がする」と意識すればするほど、さらに視線が気になってしまうという悪循環のなか、結局(レースではない)カーテンを閉めて家族は生活することに。せっかくの日当たり良好な新居なのに、昼間でもカーテンと照明といった生活が続いてしまったようです。本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
実際のところは、外から室内をジロジロ見る方は少なかったのかもしれませんが、過剰に反応してしまっていた部分もあったのかもしれません。しかし「見られている気がする」と意識すればするほど、さらに視線が気になってしまうという悪循環のなか、結局(レースではない)カーテンを閉めて家族は生活することに。せっかくの日当たり良好な新居なのに、昼間でもカーテンと照明といった生活が続いてしまったようです。本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
しかし「見られている気がする」と意識すればするほど、さらに視線が気になってしまうという悪循環のなか、結局(レースではない)カーテンを閉めて家族は生活することに。せっかくの日当たり良好な新居なのに、昼間でもカーテンと照明といった生活が続いてしまったようです。本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
本当ならくつろげるはずのせっかく自宅に、家族はストレスを抱えるようになってしまいました。結局、堀さん一家は物件売却の決断をすることになりましたが、資金的な都合もあり、2年間は我慢しようということで、よくやく買い替えができることになったというわけです。 何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
何が問題だったのかここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
ここで今回の問題と要因、そして今後の防止策としての対処方法を整理してみましょう。エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
エラーが起きてしまった要因。これはいくつかあります。(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(1)堀さんがバルコニーに面する道路の通行量が平日と休日では異なることが想定できなかった。とくに通行量の少ない日曜日に見学したことで、平日の通行人の多さに気付くことができなかった点。補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
補足ですが、街には下記の通り「4種の顔」が存在します。・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
・昼間×平日・昼間×土日祝・夜間×平日・夜間×土日祝昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
昼間と夜間では外灯やお店の存在などによって、街の雰囲気はガラッと変化します。夜だけ営業しているお店は夜になると看板がのあかりがともりますので、それで初めてお店の存在に気付くなんてこともあるでしょう。そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
そして平日と休日では、通勤通学時間の「人の流れ」も大きく変化します。国道につながる道路では平日のみに起きる通勤渋滞があったり、ショッピングセンターや遊園地などの近所であれば休日のみに起きる渋滞などもあるでしょう。〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
〔PHOTO〕iStock (2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(2)堀さんの奥さんが通行人に見られたくない性格であった。もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
もともとまったく気にしない方であれば、今回のケースも「まあいっか」で済んでいたことでしょう。厳しい言い方ですが「自己分析が足りていなかったこと」も要因と言えるでしょう。(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(3)仲介された不動産業者の担当者が気付くことができなかった。または知っていたが伝えていなかった。これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
これは堀さんには罪はありません。医師がレントゲンで異物を見逃してしまうのと同じく「誤診」が要因となります。厳しい言い方をすればその不動産業者を信用してしまったことにも要因があるかもしれません。(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(4)事前の確認作業をしっかりおこなわなかった。堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
堀さんは契約日当日に、売り主さんから、家の前の通りに人が通ることは聞いていたようです。しかし売主さんもあまり気にならないと言っていたので、そこまでは気にしなかったといいます。これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
これも不動産業者による誤診と言えるでしょう。仲介した不動産業者さんがそもそも現地で気付けなかったうえ、さらに契約書の事前チェックでしっかりと告げなかったというダブルパンチにより起きてしまった人災です。 どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
どうやれば防止できたか以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
以上4つの要因をお伝えしましたが、それではどのようにすれば防止できるのでしょうか。(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(1)「想定できなかったこと」一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
一番大きな要因は、不動産業者が気づいて伝えることができなかったことに尽きます。しかし、厳しいことを言えば、堀さん夫婦がご自身でも想定することができたかもしれません。自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
自分の身は自分で守るということで、可能な範囲で事前にチェックすべきポイントや相場を知るために、インターネットや読書などで勉強しておいたほうがよかったと言えそうです。(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(2)「気になる性格であった」気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
気になる性格であること自体が悪いわけではないのですが、視線が気になる性格でありながら、視線状況の確認を怠ってしまったことが後悔を生み出してしまったと言えます。たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
たとえば、堀さんとは反対に「うまく覚悟を決められた例」として下記のような方はいました。30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
30代のご夫婦で、娘さん一人、猫ちゃん1匹のご家族です。横浜市の中古マンションの3階部分、3200万円でご購入。ご希望の最寄り駅からの距離が短いことを強く希望されており、8件ほど見学してご予算内で辿り着いた物件は、付近の歩道橋とちょうど目線があうところでした。やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
やはりその歩道橋も平日の通勤通学時間は通行量が多い歩道橋でしたが、ご夫婦は土日休みの共働きで、平日は不在にしているため、土日の通行量のみ調査して、人通りが少なければ、予算内でもあるし間取りも立地も気に入っていたので購入をしたい、とのことでした。〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
〔PHOTO〕iStock 念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
念のため、平日・土日両方の交通量を知ってから最終的に決断したいということで、不動産業者と一緒に平日と休日の交通量を計測することにしました。結果は土日の交通量は平日の10分の1程度。この量であれば気にならないだろうとのこと。「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
「人に見られるなら室内をいつもきれいに保てるのではないか」という意識を持ち、多少見られるのは構わないという納得のうえで、購入に至りました。5年経過した今もご満足して居住中です。このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
このご夫婦は、自分の考え方や性格を把握したうえで事前調査をしていました。ご自身のライフスタイルや性格の分析をしておくことも重要なポイントとなるでしょう。(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(3)「不動産業者が気づくことができなかった」または「気付いても伝えなかった?」堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
堀さん一家が、「視線」という問題点を見つけることができなかったのは、やはり不動産業者さんのエラーだと思います。不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
不動産業者には「知識や経験」+「良心」が必要ですが、そうした良心的で能力も高い担当者を見つけるには、どの不動産業者に依頼するかを吟味することが大切です。なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
なぜなら、物件情報のほとんどは共有されており、インターネットに掲載されている物件情報は掲載業者以外でも取り扱いが可能なのです。どの業者であっても同じ物件を扱うことができるのです。しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
しかも、どこの不動産業者を経由しても料金が一律です。じつは物件探しよりも先に、信頼のおける不動産業者さん探しをすることが大切になります。この「見分け方」については、別の機会にまたご説明できればと思います。〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
〔PHOTO〕iStock (4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
(4)事前チェックや報告が不十分であった。通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
通常の不動産売買契約をおこなう流れは下記の通り1~5段階です。1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
1:現地見学及び現地確認2:買付け申込による価格や引渡し時期の売主買主の合意3:下記契約書類の事前チェック・重要事項説明書(用途地域や制限が記載されている物件の説明書)・売買契約書(売主買主の約束事を記載した書類)・物件状況報告書(隣人トラブルや地域の約束事等、知っていることの報告書)・付帯設備告知書(設備の調子や不具合についての報告書)・その他4:売買契約締結5:引渡し今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
今回は3の契約書の事前チェックが甘かったのだと推測がつきます。4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
4の締結日当日に通行量について売り主からチラリと話があったようです。売り主の伝え方の温度感にもよりますが、売り主の話を聞いて不安に感じた場合、厳密に言えば契約締結当日にキャンセルしたり契約延期を申し出たりすることもできます。もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
もっとも、いろいろな人が集まり準備が整っているなかで実際はなかなか言い出しにくいですよね。それを防ぐためには、事前に3の契約書類の事前チェックを入念におこなっていただくことが必要です。今回の場合、これも結局のところ不動産業者に責があるのではないかと考えてしまいますが……。 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
今回は外からの視線というケースでのお話でした。物件見学時に室内から外がどのように見えるかという眺望などは意識される方が多いのですが、外からどのように見えるのかといった観点が抜けてしまいがちです。物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
物件見学に広い視野を持つことで、あとから気付く「こんなはずじゃかなった」という後悔を防ぐことになります。広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
広い視野は、事前にインターネットや本などで、相場や成功事例・失敗事例を多く知ることで得られます。物件選びには十分に「準備」をして臨むことが必要でしょう。→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」
→「自宅を売って1000万円で「美しい農村」に引っ越し、夫婦は崩壊した」