「家がぐわんと持ち上がって、そのまま流れていって…」熱海土石流災害“1日で平穏な日常がふっとんだ”被災地は陸の孤島に…

「山肌を削った泥の塊が水とともに、まるでジェット機のエンジンのような『ゴー』という音とともに流れていきました」
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土石流で破壊された家 住民提供
自宅近くの避難所となった中学校で夜を明かす静岡県熱海市の高齢男性は、そんな風にわが身に降りかかった災害を振り返る。
記録的な雨量となっていた静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川周辺で、午前10時半ごろ土石流が発生した。静岡地方気象台によると、熱海市の観測地点では、先月30日の降り始めから3日正午までに389ミリの雨が観測された。同日午後6時20分までの48時間の雨量は7月としては観測史上最大となった。平年の7月1ヶ月間の雨量を、わずか2日ですでに上回っている状況だ。
「県などの発表によると、土石流は伊豆山地区北西の山側から南東方向に約1キロ、幅数十メートルにわたって建物をのみ込みながら海まで流れ出たようです。10棟以上の家屋が流され、約20人の安否が分かっていませんが被害状況はまだ不明な部分が多いので、もっと増えるかもしれません」(地元紙社会部記者)
同日中には海上保安部が伊豆山港で流された2人の女性を心肺停止状態で収容し、後に死亡が確認された。
同日午後、熱海駅周辺では、被災直後の厳しい生活を強いられる住民の姿があった。多くの道路は通行禁止となり、在来線である東海道線も終日運休。かろうじて新幹線だけが動いている状況だった。なぎ倒された電柱、水かさを増した水路…「まるで陸の孤島ですよ。外には出られないし、地域内でも自宅に近づけない。なんでこんなことになってしまったのか」(熱海市の住民) 規制線が張られ、自宅に帰れない住民の姿も多く見られた。 停電しているのか、あたりは暗く、遠くに目をやると、煌々と赤いサイレンの光が点在していた。霧のような雨が降り、水かさを増した水路は、不気味にゴーという音をたてていた。周囲のなぎ倒された電柱の様子は、被害の大きさを如実に物語っていた。「泥水の津波」のような土石流 前出の避難所の高齢男性が続ける。「午前10時半頃に急に停電しました。それから15分くらいすると、救急車やパトカーのサイレンの音がし始めて。その後、2、3回かな、すごい音がした。僕は最初、風の音だと思ったんです。ターボエンジンのヒューという音とジェット機のゴーという音を混ぜたような、これまでで初めて聞く音。『今日はすごい風の音がするんだなぁ』と思っていた。 それで、ふと外を見たんです。茶色い山肌を見ていたら、泥水の津波のような土石流がすごい勢いで流れてきました。うちから数メートル先の家がぐわんと持ち上がって、そのまま流れていって……。『これはまずい』と思って、慌てて避難してきました。『停電になっちゃったな』とのんびりしていたところから、『これはまずい』と思うまでの切り替えが難しかった。『災害ってこういうものなのか』と初めて思いました」「車がおしつぶされるほどの勢い」 逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
同日午後、熱海駅周辺では、被災直後の厳しい生活を強いられる住民の姿があった。多くの道路は通行禁止となり、在来線である東海道線も終日運休。かろうじて新幹線だけが動いている状況だった。なぎ倒された電柱、水かさを増した水路…「まるで陸の孤島ですよ。外には出られないし、地域内でも自宅に近づけない。なんでこんなことになってしまったのか」(熱海市の住民) 規制線が張られ、自宅に帰れない住民の姿も多く見られた。 停電しているのか、あたりは暗く、遠くに目をやると、煌々と赤いサイレンの光が点在していた。霧のような雨が降り、水かさを増した水路は、不気味にゴーという音をたてていた。周囲のなぎ倒された電柱の様子は、被害の大きさを如実に物語っていた。「泥水の津波」のような土石流 前出の避難所の高齢男性が続ける。「午前10時半頃に急に停電しました。それから15分くらいすると、救急車やパトカーのサイレンの音がし始めて。その後、2、3回かな、すごい音がした。僕は最初、風の音だと思ったんです。ターボエンジンのヒューという音とジェット機のゴーという音を混ぜたような、これまでで初めて聞く音。『今日はすごい風の音がするんだなぁ』と思っていた。 それで、ふと外を見たんです。茶色い山肌を見ていたら、泥水の津波のような土石流がすごい勢いで流れてきました。うちから数メートル先の家がぐわんと持ち上がって、そのまま流れていって……。『これはまずい』と思って、慌てて避難してきました。『停電になっちゃったな』とのんびりしていたところから、『これはまずい』と思うまでの切り替えが難しかった。『災害ってこういうものなのか』と初めて思いました」「車がおしつぶされるほどの勢い」 逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「まるで陸の孤島ですよ。外には出られないし、地域内でも自宅に近づけない。なんでこんなことになってしまったのか」(熱海市の住民) 規制線が張られ、自宅に帰れない住民の姿も多く見られた。 停電しているのか、あたりは暗く、遠くに目をやると、煌々と赤いサイレンの光が点在していた。霧のような雨が降り、水かさを増した水路は、不気味にゴーという音をたてていた。周囲のなぎ倒された電柱の様子は、被害の大きさを如実に物語っていた。「泥水の津波」のような土石流 前出の避難所の高齢男性が続ける。「午前10時半頃に急に停電しました。それから15分くらいすると、救急車やパトカーのサイレンの音がし始めて。その後、2、3回かな、すごい音がした。僕は最初、風の音だと思ったんです。ターボエンジンのヒューという音とジェット機のゴーという音を混ぜたような、これまでで初めて聞く音。『今日はすごい風の音がするんだなぁ』と思っていた。 それで、ふと外を見たんです。茶色い山肌を見ていたら、泥水の津波のような土石流がすごい勢いで流れてきました。うちから数メートル先の家がぐわんと持ち上がって、そのまま流れていって……。『これはまずい』と思って、慌てて避難してきました。『停電になっちゃったな』とのんびりしていたところから、『これはまずい』と思うまでの切り替えが難しかった。『災害ってこういうものなのか』と初めて思いました」「車がおしつぶされるほどの勢い」 逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
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それで、ふと外を見たんです。茶色い山肌を見ていたら、泥水の津波のような土石流がすごい勢いで流れてきました。うちから数メートル先の家がぐわんと持ち上がって、そのまま流れていって……。『これはまずい』と思って、慌てて避難してきました。『停電になっちゃったな』とのんびりしていたところから、『これはまずい』と思うまでの切り替えが難しかった。『災害ってこういうものなのか』と初めて思いました」「車がおしつぶされるほどの勢い」 逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
それで、ふと外を見たんです。茶色い山肌を見ていたら、泥水の津波のような土石流がすごい勢いで流れてきました。うちから数メートル先の家がぐわんと持ち上がって、そのまま流れていって……。『これはまずい』と思って、慌てて避難してきました。『停電になっちゃったな』とのんびりしていたところから、『これはまずい』と思うまでの切り替えが難しかった。『災害ってこういうものなのか』と初めて思いました」「車がおしつぶされるほどの勢い」 逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「車がおしつぶされるほどの勢い」 逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
逢初川の下流で土石流を目撃した別の男性は「何度かに分かれて、岩や家の一部が、とんでもない勢いで流れてきました。速度もあり、車がおしつぶされるほどの勢い。近隣の知人宅は流されてしまい、連絡がつかない人もいるのでとても心配です」と話す。「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「50年以上、この地に住んでおり、時折大雨が降るので今回もそこまで気にすることはなく、朝、家を出て仕事に向かいました。それがこんなことになるなんて…。このあたりは車でないと移動するのが大変なくらいアップダウンが激しいため、大きな災害になってしまったのでしょうか。でも、なぜ近くに山や斜面はたくさんあるのにこの1箇所だけ、こんなことになってしまったのか」熱海市の対応はどうだったのか?「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「自宅にいるのは怖い」と、母親と近くのホテルに宿泊していた50代の男性は、熱海市の対応にも疑問を抱く。「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
「こんなことになるなんて夢にも思わなかった。そもそも市の対応もまずかったのではないか。放送で災害について流れたのは、土砂崩れがあった後です。『どこかの造園のあたりで土砂崩れが起きました』という内容だったが、地元の自分からしてもそれがどこかがわからない。なので、慌てて避難しました」 熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
熱海市は土石流が発生した時点で市内全域に、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかける“警戒レベル3”にあたる「高齢者等避難」の情報を出していた。だが、“警戒レベル4”にあたる、住民全員に対する「避難指示」は出していなかった。 男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
男性は「もし逃げ遅れた理由が、避難指示が出なかったからだとしたら本当にまずい。近くの知人によると、『80棟くらいが流されていて、大きな被害が出ているんじゃないか』とのことでした。何人の尊い命が奪われたのか――。1日で、平穏だった日常がふっとんでいきました」と肩を落とした。市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
市長は「(落ち度が)全くないとはいえない」 3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
3日に会見した熱海市の斉藤栄市長は「2日の段階で降水量がピークを超える見込み、3日午前で雨は弱まるとの予想だったので警戒レベル引き上げを見送った。結果として災害が起きており、(落ち度が)全くないとはいえない」と話した。 大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
大規模災害の被害の全容は、まだ見えてきていない。◆◆◆「文春オンライン」では、熱海土石流災害について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。 sbdigital@bunshun.co.jp https://twitter.com/bunshunho2386(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
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