5年間で47匹が死んだ市動物園、年中無休・24時間開放「やめる」

兵庫県たつの市立龍野公園動物園でサルやヤギなど5年間で計47匹の動物が死ぬなど不十分な管理体制が明らかになった問題で、市は「年中無休・24時間開放」としていた同園について、7月から開園時間を午前9時~午後5時とし、毎週月曜(祝日の場合は翌平日)を休園日とすることを決定。
5日が初めての休園日となった。(北野浩暉)
この日、同園の入り口は門が閉められ、「動物たちの健康管理および施設管理等の都合により、開園時間・休園日を設けました」などと書かれた紙が門に掲示されていた。園内では、市職員が掃除や動物へのえさやりなど通常通りの業務にあたった。
龍野公園の一角にある同園は1955年開園。「市民の憩いの場で、動物と触れ合える身近な場所」として年中無休で24時間開放としていたが、専門知識を持つ飼育員がおらず、死んだカニクイザルの死亡診断報告書に「栄養不足が疑われる。寒さにより衰弱したと考えられる」と記述があるなど、不十分な管理体制が問題視されていた。
市ではこれまでにも、動物のストレス軽減などを目的に開園時間の見直しなどを検討していたが、市民からの要望や不十分な管理体制を指摘した報道を受けて休園日を設けることを決めたという。
同園を管理する市都市計画課の担当者は「動物の飼育環境の見直しなどについて、今後も獣医師ら専門家と相談しながら進めていきたい」と話している。