熱海の盛り土に産廃、再三指導 土石流起点、計画超の高さ50m

大規模土石流の起点付近の盛り土について説明する静岡県の難波喬司副知事=7日午後、静岡県庁
静岡県熱海市の大規模土石流で、県は7日、起点となった土地を06年に取得した神奈川県の不動産管理会社(清算)が、盛り土に産業廃棄物をまぜるなどの不適切行為を繰り返し、県と市から再三にわたり行政指導を受けていたと明らかにした。盛り土の高さが09年時点の計画で15mだったのに、土石流の発生時は約50mに増していたとも指摘。県は盛り土がされた経緯を詳しく調べており、行政側のこれまでの対応についても検証する。
土石流発生から5日目。これまで男性1人、女性6人の計7人の死亡を確認。県は7日、安否不明者27人のうち2人の無事を確認したと発表し、不明は25人となった。
静岡県熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流の起点付近(中央)=5日