高齢者接種「7月完了」実現は困難 24都道府県で8割届かず

国が7月末までの完了を目標としている高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種について、24都道府県で月末に2回接種を終える高齢者の割合が8割に届かない可能性があることが8日、産経新聞の調べで分かった。
国の公表データを基に、これまでの最多ペースで接種を進めることを前提として自治体ごとに試算。8月初旬までには大半の自治体が8割の高齢者に2回接種を終えられるが、現時点で接種率が最も低い北海道では8月中旬にずれこむ見通しとなった。
ワクチンはファイザー製が3週間、モデルナ製が4週間間隔で2回接種する。ファイザー製の場合でも7月31日までに2回接種を完了させるには10日までに1回目を済ませる必要がある。
これらを踏まえ、内閣官房の公表データ(7日時点)を基に、各都道府県で高齢者人口の全員▽9割▽8割▽7割-に対し、1回目の接種をいつまでに終えられるかを試算した。
その結果、高齢者の1回目接種で最多だった日のペースで今後の接種が進められた場合でも、10日までに高齢者全員に1回目の接種を終えられる自治体はなかった。既に約8割の高齢者が1回接種した岐阜と佐賀は、それぞれ最多ペースの1日当たり約1万5千回、約6500回で接種すれば10日に高齢者の9割が1回目を終えることになり、7月中に9割が2回接種に到達することも視野に入る。
岐阜と佐賀を含む23県が月内に8割の高齢者接種を達成できる可能性があるが、100万人以上の高齢者を抱える首都圏1都3県や兵庫、福岡などは8月に入った直後、大阪ではさらに数日必要になる計算だ。1回目の接種を終えた高齢者の割合が57・9%と全国最低の北海道は約70万人の高齢者が未接種の状況。6月上旬に記録した約2万6千回のペースで1回目の接種を進めても8割になるには今月20日過ぎまでかかる。7月中に2回目の接種を終えられるのは6割程度で、8割に至るのは8月中旬になる。北海道、青森、大阪は7月中の7割到達も難しそうだ。ただ、ワクチン接種記録システムへの入力が遅れている自治体があることから、実際はもっと接種が進んでおり、試算より早期に各割合に到達する可能性もある。一方、7月以降のワクチン供給量の減少が接種ペースを鈍らせる恐れがあるほか、接種を希望しない高齢者も一定数いるとみられ、接種完了に近づくにつれてペースが鈍化するとの見方がある。
1回目の接種を終えた高齢者の割合が57・9%と全国最低の北海道は約70万人の高齢者が未接種の状況。6月上旬に記録した約2万6千回のペースで1回目の接種を進めても8割になるには今月20日過ぎまでかかる。7月中に2回目の接種を終えられるのは6割程度で、8割に至るのは8月中旬になる。北海道、青森、大阪は7月中の7割到達も難しそうだ。ただ、ワクチン接種記録システムへの入力が遅れている自治体があることから、実際はもっと接種が進んでおり、試算より早期に各割合に到達する可能性もある。一方、7月以降のワクチン供給量の減少が接種ペースを鈍らせる恐れがあるほか、接種を希望しない高齢者も一定数いるとみられ、接種完了に近づくにつれてペースが鈍化するとの見方がある。
ただ、ワクチン接種記録システムへの入力が遅れている自治体があることから、実際はもっと接種が進んでおり、試算より早期に各割合に到達する可能性もある。一方、7月以降のワクチン供給量の減少が接種ペースを鈍らせる恐れがあるほか、接種を希望しない高齢者も一定数いるとみられ、接種完了に近づくにつれてペースが鈍化するとの見方がある。